斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「共働き育児で、夫だけができることは妻をケアすることで、子供を寝かしつけたり、ミルクをあげたり、急な病気で保育園に迎えに行ったり、離乳食を作ったり、食べさせたり、抱っこしたりは妻しかできないのか」

そんなこともないと思いますけどね。

タイトルの内容はサイボウズ作成のムービーから読み取れたものです。


サイボウズワークスタイルムービー「パパにしかできないこと」 - YouTube

 

ムービーでは、(家事・育児を)"手伝っている"けど怒られるんだよねと言う会社の同僚(左の男性)の言葉に反応して、右の女性が頭の中で以下のような独白をします。

でもみんな本当にして欲しいのは実はママのケアなのかも 

どんなにパパが協力的でも結局ママにしかできないことが山ほどあって

それは毎日のほんの小さな出来事だったりするので

パパに言うほどのことではないわけ

この独白の裏で流れるママの行動が以下の8つです。 

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重複する内容があるのでまとめると、子供を寝かしつけたり、ミルクをあげたり、急な病気で保育園に迎えに行ったり、離乳食を作ったり、食べさせたり、抱っこしたりというものですね。恐らく、これが"ママにしかできないこと"です。

5枚目以降は保育園に迎えに行ってからのシチュエーションなので、確かにそうなっちゃったら母親しかできないでしょうけど、そもそもこれらの育児行為について母親しかできないということはないと思いますけどね。母乳での授乳ならまだしも、この辺なら実際やっている男性はいらっしゃるはず。

ただ、全体として見れば夫の育児への関与はまだまだ少ないという議論はあります。監督、企画、プロデューサーは働く母親ということですから、

プロジェクトチームは同じく、クリエイティブディレクターに資生堂「TSUBAKI」­、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」などを手がけた谷山雅計氏、クリエイティブ監修にサ­ントリー「伊右衛門」、日清カップヌードル「hungry?」を手がけた中島信也氏ら­によるディレクションのもと、監督、企画、プロデューサーは全員「働くママ」というメ­ンバーで制作。

制作に関わられた方は、夫側にも事情があってまだまだ無理なのは分かっているので、せめて労わって欲しいということを最低限のメッセージとして伝えたかったと受け取りました。

ただ、できる云々としてしまうと、母親しか子育てはできない、父親はサポートするだけという話と受け取る人も出てくるので、

どんなにパパが協力的でも結局ママにしかできないことが山ほどあって

それは毎日のほんの小さな出来事だったりするので

パパに言うほどのことではないわけ

この部分は、

どんなにパパが協力的でもまだママばかりがやっていることが山ほどあって

それは毎日のほんの小さな出来事だけど

パパにもそのことを知って欲しいわけ

こうしたほうがより伝わるんじゃないかなと思いました。そもそもメッセージを誤解しているかもしれないし、素人考えのものですが。

 

参考 


サイボウズ ワークスタイルムービー「大丈夫」 - YouTube