最近PTAのことをよく取り上げていますが、その理由について先日Twitterで珍しく熱く語ってしまいました。ちょっと恥ずかしいですけど、ブログに転載しておきます。別に朝日新聞とメディアスクラムをしていたとかそういうことはありません。ハフポ(朝日新聞の関係会社で、社会派ブログメディア)には一年以上投稿していませんし。
※ハフポに一度だけ投稿した経緯はこちら。
Tweetのまとめ
そもそもPTAが必要かという質問については、今の運用方法ではない形で必要だというのが自分のスタンスです。今のPTAは隣組みたいになっている。PTAのボランティア精神は触れられずに、「みんなが参加するものです。委員になれない人がいたら理由を説明して下さい」というのはおかしい。
— トピシュ (@topisyu) 2015, 5月 26
こういう強制参加の枠組みを維持することについて否定的です。自分が同じように問題視しているのは、ベンチャーのやり甲斐搾取や、ブラック企業の残業代不払い、女性に偏る家事労働、先生の部活動参加です。組織や構造の維持のために、誰かが不利益を被ってはいないか。
— トピシュ (@topisyu) 2015, 5月 26
家事の男女不平等と同じく、PTAでも男女不平等があります。末端の委員はどうしても女性。共働き世帯でも女性が多い。そして、会長には男性。会長にはなりたくないということはあるんでしょうけどね。シンパパなら活動しなくていいけど、シンママは参加するべきなんて風潮ありませんか?
— トピシュ (@topisyu) 2015, 5月 26
日本では、給料やキャリアの観点で男女の不平等があるのは知られた話です。そんな状態で、帰宅したら女性が家事をする、子育てもメインは女性で、PTAに参加"しなければならない"のも女性。 PTAの古い運用方法は、(あまり言いたくないけど)女性の社会進出を阻害する要因になっていないか。
— トピシュ (@topisyu) 2015, 5月 26
どんな組織やシステムも時流に合わせて形を変えていくものです。企業で言えば、GEやIBM、東芝や日立やSONY。企業年金も見直しの議論がある。 PTAはまだ若い組織で、組成は1948年に一気にされたもの。それでも1960年代後半には寄附団体からの脱却がありました。実際変わっている。
— トピシュ (@topisyu) 2015, 5月 26
時代が変わったのだから、それに合わせて組織を変えましょうという話です。組織のために人があるのではなく、人のために組織があるわけですから。 人に合わせないで同じことを繰り返し続けていたら、どこかで無理が生じて崩壊してしまうかもしれない。それは勿体無いから、悪いところを直せばいい。
— トピシュ (@topisyu) 2015, 5月 26
以上が自分のPTAに関するスタンスです。特に今興味を持っているのは自分に身近になっただけです(笑) これまでPTAについては建設的な議論をされてきた方々が既に沢山いらっしゃいますから、そういう人たちの肩に乗りつつ、積み上げられてきたものをブログで紹介してみました。
— トピシュ (@topisyu) 2015, 5月 26
以上です。
要するに自分に身近になったし、そう言われてみれば過渡期だと思ったというその程度の理由です。単純ですね。
記事のまとめ
一番最初にPTAに触れた記事はこちらでした。昨年4月の話。 その時はタイミングも悪く、自分の知識も追いついていませんでしたので、しばらく空けて、 発言小町のトピを見て重い腰を上げました。Twitterでエピソードの共有をお願いしたら、
こちらを頂き、その上で重いものとしてマクロ編、 次に、少しライトなミクロ編を投稿しました。日P会長のインタビューはたまたま見かけて紹介しています。
いくつかの記事は、『PTA再活用論』の川端裕人さん、『PTAをけっこうラクにする本』の大塚玲子さん、『運営からトラブル解決まで PTAお役立ちハンドブック』の田所永世さんにもTwitter等で紹介していただきました。大変恐縮です。
今後について
このブログの読者のニーズを考えると、人間関係トラブルに重点を置いたPTAのドロドロ編を紹介して、一応このブログでのPTA特集は一旦終了となると思います。
個別のエピソードと取り上げて欲しい個別テーマもいくつか頂いているので、それはまた紹介するかもしれません。また、記事の拡散力等を考慮し、ハフポに一部を転載するかもしれません。
引き続き、ネガティブでもポジティブでも誰かに伝えておきたいエピソードがありましたら、気軽にetuko.topisyu@gmail.comまでメール下さい。『王様の耳はロバの耳』がやりたい方も大歓迎です。愚痴でも何でも大抵は美味しく頂きます。
※ロバ。