斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

楽天Rebates経由(楽天ポイント)でひかりTVショッピング(ぷららポイント)にアクセスしてd払い(dポイント)でクレジットカードで払う(マイル)

私のメインのクレジットカードは航空会社系です。ステータスを維持するのと、マイルが貯まったらいいなという感じで続けています。

ネットショッピングでもクレジットカードを使うんですが、最近は何だかショッピングサイトに辿り着くまでと、辿り着いた後の支払いが複雑化しているというか、多層でやればやるほど消費者がちょっとお得な作りになっている印象を受けています。

fintech-lightblue

※Fintehと考えればいいんだろうか?

先日、ちょっとした家電製品を買おうと思って、価格.comで評判が良いものを調べていたら、ひかりTVショッピングというサイトが安くて早く到着しそうというのが確認できました。

では買おうかなと思ったところで、そういえば最近LINEがLINEショッピングという、経由をするとLINEポイント(0.5%~20%ぐらい)が発生するサービスを提供していたなとLINEショッピングを検索してみると、ひかりTVショッピングは含まれていませんでした。

「では、ひかりTVショッピングで直接買おうか」と思いつつ、試しに"LINEショッピング 競合"でgoogleってみたら、楽天Rebatesという名前そのまんまのど直球の競合サービスが提供されていて、この楽天Rebates経由でひかりTVショッピングで商品を買うと2.5%ポイント還元されるらしい。(今は1%なのでたぶん曜日や時間帯で還元率は変わる)

そうかそうかと楽天Rebates経由でひかりTVショッピングで目的の家電を買おうとすると、ひかりTVショッピングでの購入で発生するぷららポイントというもの以外に、どうやら支払い方法でd払いというのを選択するとdポイントがもらえるらしい。d払いはdocomoが展開する決済サービスで競合はLINEペイとかPayPayとか?

それで、d払いにはクレジットカードを紐付けるんだけど、これに私のメインカードの航空系カードをつけて支払いを行うと、当然ながらマイルも発生するわけです。

ちょっとよく分からなかったと思うので、まとめると以下の流れになります。

①楽天Rebates→②ひかりTVショッピング→③d払い→④クレジット決済

このフローで企業が提供しているサービスとしては、私の認識する限りでは、①では楽天RebatesとLINEショッピングがあって、②はもちろんAmazonとかYahoo!ショッピングとか楽天とかたくさんのショッピングモールがあって、③はd払いとかLINEペイとかPayPayとかがあって、④は昔ながらのカード会社がある。

ちなみに端末がPCかスマホか、さらに、そのサービスの特別なユーザーだとか、さらに、特別な曜日・時間帯・キャンペーンだとかで、ポイントの還元率は大幅に変わるようです。

で、最初に書いたとおり、このプロセスって複雑すぎますよね。獲得できるポイントを最大化しようとすると比較できてしまう情報が多すぎる。

比較のために消費する時間を考えれば、色んなサイトを経由する手間を考えるのは無駄だから、さくっと買っちゃえばいい。でも、こんな方法でお得だというのが紹介されると、その方法を選択しないと損をした気になる。

今は色んな企業が消費者の購買情報を収集しようと躍起になっているから時限的なものなんだと思います。仕事をしていても「消費者の購買情報の獲得」というのは頻繁に聞くぐらいだし。PayPayやLINEペイの決済で20%還元みたいに、ちょっとしたお祭り騒ぎになっている。今年の10月からは消費税増税に合わせてキャッシュレス決済でのポイント還元が行われるから、最低あと1年ちょっとは続きますよね。

私は今はまだ追いついていられるけれど、できれば、どこかが覇権を握ってくれると色々考えないで済んで楽だなと思い始めました。