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斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「いい子だと言われるのが辛い」

まだ正月休みのボケボケから立ち直ってないので、今回も読者からの軽めのモヤモヤを紹介します。

 

いい子だと言われるのが辛い

モヤモヤしてることはたくさんあるのですが、私がいま一番モヤモヤしていることを聞いてください。

 

それは、自分が周りの人にいい子だと言われることです。

 

今度結婚することになり、付き合っている人の周りの人に会うことが増えたのですが、相手の上司や義理のご両親、ご兄弟とお会いしてその度にいい子だと褒めて頂くのです。ちなみにお見合いで結婚することになったので、結婚相手とも付き合って日が浅く、結婚相手にもいい子だと言われます。しんどい。

 

私としては失礼がないように接しているだけで、自分はいい子じゃないのにそう言われるのが辛い。いつか期待を裏切って落胆されないように、無駄にいい子でいなければいけないプレッシャーを感じてしまいます。

 

だだ、褒めてくれているのだとわかっているのですが、自分が思ってないことを褒められている違和感なのか、自己肯定感が低いのが原因なのか、とも考えたりします。(本で紹介されている水島広子さんの本も読みました。)

 

まとまりの無い文になってしまいましたが、ロジカルなアドバイスを頂きたいです!

 

モヤモヤはブログ上での回答で大丈夫です。自分がどうしたいかというと、

  • どうしていい子と言われてモヤモヤするのか
  • モヤモヤしないにはどう行動すればよいのか、どういう気持ちでいればいいのか

など、対処法が知りたいです。

(Eさんからのメールを一部修正の上、掲載)

 

「いい子だよね」と言われてモヤモヤする理由は?

これはよくあるモヤモヤですよね。

 

話には直接関係ないですけど、私は子どもの頃からいい子だと言われたことはありません。真面目だとか、胡散臭いとか、老成しているとかがよくある評価でした。自分は好きなことをやっているだけなので、それを他人がどう評価するかはあまり気にしませんでした。

 

それで「いい子だよね」といったような、他人の評価にモヤモヤする理由のは簡単なことで、

  1. 実際の自分は他人の評価とは異なると考えているから
  2. (1をちょっと深堀りすると)自分に価値があると考えていないから

ですね。

 

「いい子だよね」に限らず、他人からの評価が自分が考えている自分の評価と異なるときは、他人の評価が良かろうが悪かろうが、評価の違いが気になるものです。例えば、職場で上司や同僚から仕事の成果を評価されるとき、自分のイメージと違うと「そんなに評価しないで!」「もっと評価して!」と思いますよね。ここまでは多くの人が経験していること。

 

もうちょっと深堀りして、特に他人の肯定的な評価でも受け入れられないときは、2点目で、そもそも自分に価値があると思っていないということが背景にある可能性がある。これは読者さんが書かれている通り、まさに自己肯定感マター。

 

自分が自分の存在を認めてないわけですからね。他人から認められても違和感を覚えるわけです。「そんな風に私を認めないで」って。

 

「いい子だよね」にモヤモヤしないための対処法は?

自己肯定感絡みだと分かれば、私は別に専門家ではないので、恒例の水島広子さんの本の紹介になるんですけど、すでに読んだ上でこのメールを送られてきているので、ちょっと違う話も書いてみます。

 

これ言っちゃうとモヤモヤを送ってきてくれた読者さんがもっとモヤモヤするかもですけど、大体ですね、多くの人が「いい人」だという人は、本当にいい人なんですよ。この人にしても、メールだけで「ああ、いい人だな」という感じが伝わってきます。

 

優しかったり、気遣いができたり、自分より他人を優先するから「いい人」。

 

で、まあ、そういう「いい人」というのは、これも、大体、子どもの頃から「いい子」であることを求められてきたんですよね。親や教師が直接的に求めたわけでなくとも、優しいことを褒められたことを成功体験にしちゃって、褒められるために「いい子」であろうと振る舞った。それが身に付いちゃった。

 

自己肯定感で絡めると、親や教師がこんな風に子どもを条件付きで評価しちゃう、愛しちゃうと、自己肯定感は育たないんですよね。子どもはその条件の下でしか自分は評価されない、愛されないと学ぶことになるので、自分がその条件から外れたことをしたら評価されない、愛されないと思っちゃう。

 

自己肯定感の話はよく勘違いされるんですけど、"優れているから"自己を肯定するんじゃないんですよね。優れていようが劣っていようが関係なく、"無条件に"自分が世の中に存在していいという感覚が自己肯定感です。

 

人間常に他人のために生きられるわけじゃないですからね。「いい子」戦略で周りから条件付きで認められたと思っている人が、四六時中他人と付き合わせることになる結婚をすると、キツいんですよ。「結婚相手と一緒にいる間中、結婚相手のために何かしないと私は愛されないんだ」って思っちゃうので。そんなの無理に決まっているのに、頑張らなきゃって思っちゃう。

 

「いい子だね」と言われるのがプレッシャーに感じるのはこれが原因です。言われるたびに自分の中でハードルがガンガン上がっていくのがしんどい。

 

そんなわけで、自己肯定感を持つ以外の対処法としては、他人の期待値を下げるというのが選択肢として出てきます。

 

ハードルが上がるのがしんどいわけですから、「そんなに私に期待しないでね」と口で言うのもいいし、「実は私はこんなにだらしないんだよ」とだらしないところを見せるのでもいい。そうやって、(自分が考える)他人のハードルを徐々に下げていくわけです。そうすれば生きやすくなる。

 

締め

自分を嫌いな人は人を好きになれないっていう話がありますけど、あれ、人を好きになれないというより、人の自分への好意を信じられないというほうが正確ですよね。

 

結婚相手でも友達でも職場の人間でも、真っ当な人なら自分のことをトータルで見てくれます。多少だらしないところがあっても、総合的に受け入れてくれる。他人を信じられないから、他人に弱いところを見せられない。

 

たぶん「いい子」戦略に長く浸かってきた人は、他人に自分のダメなところを見せるのが怖くて怖くてたまらないと思います。そういう人に「ダメなところさらけ出してもいいんだよ」と言っても簡単には実行できないでしょう。

 

時間がかかってもいいので、自分が思う本当の自分を少しずつ少しずつ出していって、「ここまでオッケーなんだ!」って思える範囲を少しずつ広げていくというのが「いい子」戦略からのソフトランディングする方法の一つとしてあると思います。

 

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※ピンポイント。