このブログは、みなさんに育児のあるあるネタを提供するほっこりブログです。
子どもを育てていると、どうやって親の言うことを聞いてもらうかに頭を悩ませますよね。おかしやテレビで釣るというのはとても有効だけれど、いつもできることじゃないし、やりすぎの弊害もあります。かといって、怒ってもなかなか言うことは聞いてくれないし、だんだんこちらがヒートアップしてしまうこともあります。
親の言うことを聞かないで子どもがどういうことをするのか、ピンとこない人に説明すると、例えば、人前でお腹を出そうとするとか、道に落ちているものを拾い食いしようとするとか、トイレをした後に流さないとか、そういうものだと考えてください。バカみたいなことに見えるかもしれないけれど、何度お願いしても直してくれないと割と困ります。
子どもに言うことを聞かせるには、
- 最初のうちはできるだけサポートする
- できたら褒めまくる
- 習慣化するのを待つ
のが基本戦略です。そして、それ以外に、ちょっとした小技もあります。
いくつかある小技のうち、私のお勧めは「これは秘密なんだけどね!」と枕詞をつけてから、子どもにお願いすることです。例えば、「これは秘密なんだけど、お腹を出していると凄いことが起きるんだよ。知りたい?」とか、「これは秘密なんだけど、トイレを流してくれると、ママは超喜ぶんだ!」みたいに言うわけです。
実際は何も秘密はないんですけど、とにかく「これは秘密なんだけど」と付ける。これだけで、子どものテンションは上がります。「あなたとわたしの二人だけの秘密」と言ってもいいですね。子どもは「え、ひみつ!ぼくだけ/わたしだけがしっているひみつ!!」と猛烈な笑顔とともに、お願いしたことをやってくれることがあります。
※子どもが本当にこんな顔をする
繰り返しですが、子どもに何かしてもらうときの基本戦略は、環境を整え、インセンティブを提供し、習慣化させることではありますが、こういう小技をときどき使うのも有効ですよね。いつもやると秘密感が薄れるので、時々やってみる。
他の小技としては、
- 選択肢を提供しどちらをしたいかを本人に選ばせる
- ちょっとだけ好きなことをするのを許す
- お願いごとは事前に「これが終わったら○○してね」と伏線を貼っておく
といったものもあります。
手を変え品を変え、このような小技を編み出し、子どもが楽しそうに習慣を獲得していくのを見ているのも楽しいものです。
以上、心温まる育児話でした。