家に引きこもりでみなさん辛いでしょうから、他のみなさんのほっこりエピソードでも共有できればと思いまして、
【急募】ブログに掲載していい、ほっこりエピソード
— 斗比主閲子 (@topisyu) 2020年4月4日
送ってもらえたらご希望に沿ったコメントを付けます。
隣人がゴミ出しルールを守らなくて不快、親から送られてくるナマモノが苦痛、恋人がご飯を食べ残すのがイヤ、パートナーが不倫をした等々、気軽にどうぞ。
宛先: etsuko.topisyu@gmail.com
こんなTweetをしましたら、早速いただけました。第六弾です。
読者からのほっこりエピソード
斗比主閲子さま
はじめまして。
私は子持ち共働き、現在育休中の30代女です。
友人関係のもやもやについて客観的な感想、ご意見を頂きたくメールをお送りしました。
ママ友グループでの人間関係がストレスになっています。
ある一人の方が、私の話の途中なのに自分の話をしたり、自分の方が他の方と親しいという事をさりげなく会話に盛り込んできたり、私が保活に苦戦している最中に専業主婦を育休中と偽って保育園の申請をしようとしたりと、私に対して優位に振る舞おうとしている様に思える行動をしてきます。
私はその方と距離をおきつつ他の方とは付き合いを継続したいのですが、彼女が積極的な性格のためグループで一緒になることが多く、そのたびに彼女の行動には辟易してしまいます。
ただ、これらの行動が意図的に思えるのは、私の考えすぎなのではないかとも思います。実際に周りの方からの彼女の評価は特に悪くないようですし、私がグループ内の人間関係に固執し過ぎているのかもしれません。
少なく、主観に偏った情報で申し訳ありませんが、斗比主さまは私の持つ彼女への視点についてどう思われますか?
第三者委員会的視点から忌憚なきご意見を頂けると幸いです。
一読者より
斗比主閲子からのコメント
このブログを読み始めて日が浅い人はよく分からないでしょうが、「第三者委員会の調査報告書を紹介する」というのは、このブログの人気コンテンツの一つです。東芝の粉飾から聖マリアンナ医科大学の不正入試まで幅広く扱っています。
それは置いておいて、ママ友グループのある人(「Aさん」とします)が不愉快に感じるけれど、客観的に見てAさんがおかしいのか、はたまたこの読者さんがおかしいのかを判定してほしいというご依頼ですね。
ご自身が書かれている通り情報が限定的であるため確実かは分かりませんが、私の読んでみた印象はこの読者さんの考えすぎの可能性が高いと思います。
具体的に説明しますね。
まず、Aさんは、
彼女が積極的な性格のためグループで一緒になることが多く
ということですから、積極的な性格であれば、
ある一人の方が、私の話の途中なのに自分の話をしたり、自分の方が他の方と親しいという事をさりげなく会話に盛り込んできたり、
他人の話の途中で遮ることもあるだろうし、他人と親しい関係を持っている(からそれを人に話す)ことも多いでしょう。
加えて、
私が保活に苦戦している最中に専業主婦を育休中と偽って保育園の申請をしようとしたりと、私に対して優位に振る舞おうとしている様に思える行動をしてきます。
というのも、Aさんが保育園の申請をするために育休中と偽っているのが、この読者さんに対して優位に振る舞うことを目的とするというのも普通だと繋がりません。
また、周りの意見も、
実際に周りの方からの彼女の評価は特に悪くない
ということですし。本当にこの読者さんに対して特別にマウンティング的な振る舞いをしていたら周りも気付く可能性はあります。
後は、ご自身が想定している、
私がグループ内の人間関係に固執し過ぎているのかもしれません。
というのも、たぶんそうだろうなと思いました。これは、
私はその方と距離をおきつつ他の方とは付き合いを継続したいのですが、彼女が積極的な性格のためグループで一緒になることが多く、そのたびに彼女の行動には辟易してしまいます。
ここから思ったことです。
ママ友の人たちは、Aさんがいる場所で常に会話をしているわけではないでしょうし、この読者さんからしてもAさん以外の人に、そのグループ外で直接会話をすることもできます。同じグループということに拘りを持ちすぎている印象を受けました。
なので、私の見立てとしては、楽しいグループラインでちょっと合わない人がいるぐらいが実態なのではないかという感じです。仮に、Aさんが意図的に嫌がらせをしてきているとしても、本格的な嫌がらせからすれば可愛いものです。
もちろん、この読者さんがご本人として嫌な気持ちになっている事実は別におかしなことではありません。嫌な感じがするのは否定するものではなく、口に出したほうがいいですよね。
蛇足で、ママ友グループ一般について補足コメントをすると、
- ママ友グループというのは人間関係が密になりすぎた結果、疑心暗鬼がすれ違いに繋がり険悪な関係性が生まれることはしばしばある
- 特に子どもが小さいうちは、子育てのストレスから他人の言動についてセンシティブになりがち
- 一つのグループや一人の友達に依存すると距離感が上手く取れなくなるから、複数の関係を作るのが良い
といった感じに私は考えています。
子どもが小さい頃は、私は3つ目を特に意識しました。仲良しグループというのは極力作らず、一対一の関係とか一期一会の関係を意識的に作っていました。仕事や育児で疲れているのに、友達付き合い程度でストレスを感じたくなかったので。
今回は以上です。
これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。
なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。