先日、『赤すぐ』さんの記事がちょっとした炎上案件になっていたことを紹介しました。
この件は、その後、小児科医の森戸やすみさんを起用したフォローによって鎮火しました。
森戸やすみさんとは、過去何度か交流があり、勝手に本のレビューをしたこともあります。(献本を住所がバレるのを恐れ断ったこともあります。)
あまりに綺麗に鎮火したので「さすが、森戸やすみさんだな~」と思っていたら、何の因果か、『赤すぐ みんなの体験記』の編集部の方から私に寄稿をしてほしいという話があり、試しに何本かお送りしたら、早速昨晩掲載されることになりました。
さいたま市の”祖父母手帳”がすごくいい!虫歯菌問題、我が家の場合 by 斗比主閲子 - 赤すぐnet 妊娠・出産・育児 みんなの体験記
こんにちは、斗比主閲子です。ふだんは、はてなブログでブログを書いていますが、縁があり『赤すぐ』でも記事を投稿することになりました。どうぞ、よろしくお願いします。
書いた内容がよりにもよって自分がTweetしたもので、しかも4/21のものを6日も経って、他のブログでも(私のTweetを引用して)このさいたま市の祖父母手帳が取り上げられた後で投稿するというのは、ちょっと恥ずかしいですね!
一応、私のこの祖父母手帳に関する一連のTweetもここでは貼っておきます。
さいたま市が孫を持つ祖父母向けに作った『さいたま市祖父母手帳』を読んでますけど、これ、いいですね。特に今、昔の子育て方法の比較のページがいい。https://t.co/ANrcBRBNJR pic.twitter.com/WvqopyCvES
— 斗比主閲子 (@topisyu) April 21, 2016
当たり前のことほど考え方を切り替えるのは大変で。特に、育児は辛いところがあるから脳が成功体験に切り替えちゃったりしてるし。
— 斗比主閲子 (@topisyu) 2016年4月21日
さいたま市の祖父母手帳は、この育児方法の比較の前に、祖父母はどう扱われると嬉しいかみたいなことに触れていて、祖父母が受け入れやすい構成になってる。いい。
現役の子育て世代が孫を持つようになった頃にも、恐らく子育て方法には進化というか、変化があると思うんですよね。鎌倉幕府の成立も今の主流は1192年じゃなくて1185年ですし。
— 斗比主閲子 (@topisyu) 2016年4月21日
学んだことは強固に頭の中に残りますからね。新しいものに触れる機会がないと知識は更新されない。
全部が全部、離乳食の口移しを止めたことが効いているわけではなく、他の要因もあるでしょうけどね。『おかあさんといっしょ』で『はみがきじょうずかな』が始まったのは1979年(昭和54年)です。
— 斗比主閲子 (@topisyu) 2016年4月21日
虫歯予防の意識がここ数十年で急速に芽生えたんでしょうね。
今昔というのの構図の分かりやすさもそうですけど、祖父母とのコミュニケーションギャップを防ぐ観点でも有益な情報があり、『赤すぐ みんなの体験記』ではその点について触れています。
※『さいたま市祖父母手帳』6ページより
なお、Tweetで紹介した構図については、そもそも昔というのが年代が統一されていないとか、まさに森戸やすみさんからも、こういう指摘があります。
これビタミンDのところは要注意なんだけど。くる病の報告が増えているのは事実だから。 https://t.co/UChwCf1Htj
— 森戸やすみ (@jasminjoy) 2016年4月23日
くる病の件について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
「くる病」乳幼児に増加 ビタミンD欠乏が原因 |ヘルス|NIKKEI STYLE
ちなみに日光浴の推奨については、祖父母手帳どうのより、母子健康手帳から近年削られています。さいたま市の祖父母手帳の記述としてはそれを受けてのものでしょう。ということで、母子健康手帳の修正を狙うなら、攻めるのは各自治体です。
最後に、この祖父母手帳について私が最初に知ったのは、私のウォッチ対象であるid:Aodreyさんが実母へのイライラを書かれたブログへの、id:mana-catさんのコメントからでした。
イライラ - Still Life
確かに、子育てのやり方が昔と今とじゃ違うから、そういったイライラが出てくるのは分かる気がする。祖父母手帳をプレゼントするしかないと思う・・・。http://www.city.saitama.jp/007/002/012/p044368.html
2016/04/21 00:00
第一発見者みたいな扱いで、メディアの方からtweetを引用するのに許可を求められたりするのは居心地が悪かったので、ここで書いておきます。
最近は、色んな縁で、他媒体に書くことが結構増えてきました。ただ、ママスタセレクトであったり、赤すぐであったり、そういう他媒体に書くようになっても、基本的にブログの更新には影響はないかなと考えています。そちらの媒体では、子育てのn=1(自分の体験談メイン)の、比較的ライトな話を書いているので。
先月と今月のブログの中身が薄いのは、公私で色々あったのと、『この発言小町がスゴい!2015年版』をまとめているのと、ある理由でTwitterのフォロワー数を3000にしたくて集中的にtweetしていたからです。フォロワー数も無事達成できましたし、『この発言小町がスゴい!2015年版』もGWが始まる前には投稿できそうなので、しばらくしたらいつもの感じに戻るんじゃないでしょうか。5月には人気企画の読者によるモヤモヤ相談特集もやります。
フォロワー数を3000にすることついては、訓練された読者さんであれば意図はすぐに分かるかと思います。1000、2000、3000といったら何か。
とにもかくにも、今後とも『斗比主閲子』をよろしくお願いいたします。昨年12月の電子書籍もそうですけど、インターネットを介して面白いことができるといいですね。