こういう依頼があったので自分の友人観について書いてみます。
こういう友人いるな。親切にしても「人の世話を焼きたい性格なんだから感謝する必要ないんだ」とか言ってる笑。何でも話せる親友だと思ってくれてるらしいけど、頼りたいときしか連絡してこないのは親友ではないよね / “親友に結婚の報告をした…” http://t.co/nbOrSH5Ofz
— てぃぐてぃぐ (@tigtig8_hatena) 2015, 2月 18
友情も愛情も全部賞味期限があるし、水をやって丁寧に手をかけていかないと枯れてしまうと思う。好きな気持ちは変わらないにしても、そういう感覚が一致してない人とは、関係を続けていきたくないし、気力もなくなった私は年を取ったのかしら。
— てぃぐてぃぐ (@tigtig8_hatena) 2015, 2月 18
先ほどの小町記事における、「友情への捉え方」について、トピシュさんのご意見を聞いてみたいのだけど、お忙しいかしら…。
— てぃぐてぃぐ (@tigtig8_hatena) 2015, 2月 18
※ママ友を作るのにもお勉強が必要(冗談です)
友人は自分の有り様を映すもの
自分は、友人とは自分の有り様を映しているものだと考えています。友人がつまらなく感じるなら、自分がつまらない、友人が面白く感じるなら、自分が面白い。どんなにつまらなそうな友人でも友人関係を維持しているなら何か得られるものがある。自分の力量に合った、無理のない人だけが友人として周りにいる。そういう発想です。これは、友人に限ったことではないですけどね。
元々紹介されていたトピは、「友人に結婚の報告をしたら、『都合のいい時だけ連絡を取ってくるトピ主にうんざりした』と友人から絶縁されてしまった」というものです。トピ主さんがコマッチャから袋叩きにされています。いつもの風景です。
自分からすると、確かにその友人はトピ主に呆れていたかもしれないけれど、その友人としてはそういうことがあっても友人関係は続けていたのだから、友人としても何か得られるものがあった(バランスが良かった)と考えます。
相手が関係性を断ってきたなら、それは相手にとって友人関係を維持するメリットがないという判断がなされたということで、それ以上その判断について深追いするものでもないと考えます。何かできることがあるなら、相手をどうにかすることを考えるより、自分を変えて、相手が再度自分との友人関係に魅力を感じるてくれるかもしれない可能性を検討するぐらいでしょうか。
持ち物が変わって付き合う友達が変わる
友人は自分の有り様ということから、自分の持ち物、属性が変わると友人は変わって当然と考えています。
共通の話題がない、共通の体験ができない、共通の思想がないという、異なる属性の人と友人関係を維持するのはかなり難しいですよね。
結婚して子供ができたら独身時代の友人との付き合いが減るのは、単に何かと忙しくなってスケジュールが合わなくなっただけということでしょうが、それでも、お互い忙しいのに、子供がいるという共通点があるだけで、新しく仲良くなる人はいます。
元のトピでは、トピ主の婚約者が、
婚約者の彼に相談したら「結婚がきっかけで独身の友人が僻んだり、交友関係が変わることなんてよくあること。」と言われ、
と言っている中で、僻みがあるかは置いておいて、友人関係は結婚みたいな一大イベントで結構簡単に変わっちゃいますよね。
年を取る度に相手に求める信頼度は上がっている
後は、年を取ると新しい出会いに対して臆病になるというか、面倒事へのキャパシティの容量は減っていっている気がしますね。結果として、友人が厳選されていく。
昔なら友人がマリファナを吸っていても別に良かったんですが、今だとまだ日本では合法ではないからちょっとなぁと思います。
これも友人に限らず人間関係全般でこういう傾向がありますから、たぶん、自分の目指していた姿で自分がある程度固まってきた中で、今物理的に周りにいる人が自分に近い階層や趣向の人が多いからなんだろうなと思っています。
ある程度安定していることもあって、不確定要素が少ない人を周りに配置しようとしているんでしょうね。
締め
とりとめのない話になってしまいましたけど、これでよろしいでしょうか、id:tigtig8さん?(元のTwitterの方)
「友人に絶縁された!」というのはショックだし、友人を切るのもそれなりに一大決心でしょうが、無理な関係性は続きませんから、離婚のようにサクッと離れてしまうのがいいと思っています。
ワガママな人、自分勝手な人はそう多くの友人はできないでしょうけど、それを求める人もいるんですよね。捨てる神あれば拾う神あり。類は友を呼ぶ。割れ鍋に綴じ蓋。
余談
真面目な話になってしまったので、口直しに元トピの炎上解説を少しだけやっておきます。炎上して当然というか、ほとんど釣りトピです。
親友に結婚の報告をしたら絶縁されました マルモ 2015年2月9日 17:43
結婚が決まりました、マルモ(28歳・女)といいます。はじめて相談するので、文章が読みにくかったらごめんなさい。
今回相談するのは、大学時代からの親友A(28歳・女)についてです。
表題とおり、Aに結婚の報告をメールしたところ、絶縁を言い渡すメールが届きました。
彼女とは大学時代から仲が良く、なんでも困った時には相談していました。
2年前のことですが、私は当時婚約者だった元彼からDVを受けていて、警察に逃げ込んだことがありました。その時、Aは車で2時間かかる距離だというのに夜中に駆けつけてくれて、1カ月ほどAの家に居候させてもらったこともありました。
苦楽を共にした親友だと思っていたのに…結婚を喜んでくれるどころか絶縁されるなんて…すごくショックを受けています。(中略)
これって、なかなか彼氏ができないAの妬み嫉みですよね?
苦楽を共にしたと言いつつ、一方的に頼りになっていたのはトピ主で、絶縁宣言されたら悲劇のヒロインを演じ、あまつさえAは自分を妬んでいるのではと書く。これはもうフルボッコにしてくれと言っているようなものです。というか、まあ、自分みたいに濁った目から見れば釣りトピです。
後ほど、最後の妬みの件については、
いい過ぎたと反省しています…
と反省してますが、
あと、みなさんのレスに書かれている「私がAに対して感謝したかどうか」ですが、1カ月彼女の家に居候して、新しい家を契約できて引っ越す時、Aに某ブランドハンドクリームをプレゼントしました。3000円分のものですし、Aも喜んでいました。
その時、光熱費や迎えに来てくれた時の交通費は特に請求されていませんが、一人増えただけで光熱費なんて3000円もかからないですよね?
と書いて、その後でまた、
レスを読んでいると女性が多いようですが、みなさんは女友達よりも彼氏を優先することはなかったんでしょうか?
こんなことを問いかけてしまう。
これらを読んだら思わず一言言いたくなりますよね。投稿間隔からすると多分釣りトピではないんですが、このブレブレ方が逆にいい釣り針になっているように思います。ナチュラルボーン釣り師と釣り師を見分けるのは難しいですよね。