斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「同級生の○○さんは給食の食べ方が汚いのが気持ち悪い」と子どもから言われた話

子どもから、「同級生の給食をくちゃくちゃ口を開けて食べて、食べながら周りに話しかけているのが気持ち悪い。一緒に給食を食べるのが嫌だ」という話を聞きました。

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※今となっては揚げパンを食べると胃がもたれる

こういうことを親に素直に言ってくれること自体はありがたいと感じつつ(話しても無意味だと思うなら親に話さないので)、対処は難しいなと思いました。

私も同級生がお風呂に入っていなくて臭いことがあり、その子に対しては何度もお風呂に入ることをお願いしたことがあります。私が見るにその子の不潔さというのは、親きょうだいから虐げられている(と思っている)ので、その親きょうだいへの反抗のアピール(「あなたたちの言う通り、私は汚い存在する価値のない生き物だ」)みたいな感じだったので、結局言うことを聞いてもらえませんでしたが。

全然どうでもいいことですが、その子の一番の友人が、就職後、新興宗教に加入し、同級生にひたすら電話をかけまくっているという話を聞いて、ほっこりしたことがあります。私には残念ながら電話は来ませんでした。

話は戻りまして、私の子どもの同級生の話です。

実を言うと、その同級生の子(「Aさん」とします。)は給食の食べ方に問題があるだけではなく、授業中に席を立つ、大声で喋る、他人に悪口を言うなどなど、かなりの問題児として低学年のときから有名な子です。成績は当然ながら悪い。性格が悪いこともあり、友達も少ない(というか、いない?)。

Aさんの親とも話をしたことがありますが、仕事が忙しく、また、上の子どもに手がかかり、下の子どものAさんの子育てにはあまり手間をかけれていないということは聞いたことがあります。

当然ながら、先生たちもAさんを多方面からケアしようとしています。要するに、事情があり、周囲も分かっていて、対処している子。

だから、子どもからAさんのクチャラーと唾液を飛ばすのが苦痛だと言われて、対処が難しいと思ったわけです。みんな分かっていて、すでに対処しているけれど、なかなか上手くいっていないことだから。

とりあえず、Aさんに対してあなたから、くちゃくちゃ食べないこと、少なくと今は給食の間に喋らないことは堂々と伝えていいし、すでに伝えているなら、私はあなたを肯定するとは伝えておきました。あと、気分が悪くなったら保健室を使っていいし、そのことは先生にも話を通しておくと伝えました。

ただ、同級生から指摘してどうにかなるのも限界があるし、暴力暴言いじめレベルの問題行動でないことからも、結局は、私の子どもも対処の仕方を自分で考える(我慢の仕方を覚える含む)必要があるでしょう。

私も長いこと生きてきましたから、冒頭で紹介したお風呂に2週間以上入らない体臭のキツい同級生以外にも、閉鎖的な空間で厄介な振る舞いをする人には会ったことがあります。サイコパス的な嘘つきや、私を不良連中に突き出した友人や、家に連れてくると必ず家の金がなくなる友人とか。

ある意味、NIMBY(Not In My Back Yard)といったところはあって、私の目の前に触れないようにすることはできても、必ず、そういう人たちは存在しているものです。だから、子ども自身が自分で接し方を考えることも大事かなと思うところがある。

今日書きたいのはこんなところです。ではでは!