こんな記事を読みました。
商品レビューにおいて、単に箱から出すだけのもの(=開封の儀)は価値がないという話ですね。そういう人もいるでしょうけど、自分は、商品の具体的なレビューが無くても、開封の儀は楽しめます。大好きです。
※子供へのプレゼントは子供以上に楽しみ
なぜ楽しいかを考えてみたのですが、理由は、
- 自分も買った気持ちになれる(購買意欲が満たされる)
- 消費して喜んでいる人を見るのが楽しい(購買意欲が刺激される)
というところでしょうか。
1. 購買意欲をどうやって発散させるかは人それぞれですけど、自分は商品を買って家に持ち帰ってタグを外したり箱から出す時が一番幸せな瞬間なんですね。もちろん、自分で買って購買意欲を満たすのが正しいのでしょうが、惰眠や食べ過ぎみたいに、極まれに駄購買意欲を発散したい時があるんです。そういう時に、「開封の儀」を見て、疑似的に自分の購買意欲を満たします。
2. とはいっても、購買意欲が常に強いわけでもないんですよね。欲しいものがないことを憂いていることも結構あります。そういう時に、開封の儀を見て、人が楽しんでいるのを見ると、自分に失われたものが復活するような気持になります。お年寄りには、若者が沢山、美味しそうにご飯を食べるのを見るのが好きな人がいますけど、そういうのと近いかもしれない。
なお、1と2は並列しているのではなく、自分の購買意欲の波の中で、それぞれ別々のタイミングで発現することになります。開封の儀が楽しめるのは言葉にすると、こういうことでしょうか。
たぶん、楽しめる自分はその商品を買うつもりがないというスタンスなんですよね。楽しめない人は、購入する気持ちが多少でもあるというところに、違いがあるかも。
それにしても、こういう楽しみを見出して購買意欲を調整するのは我ながらどうかと思うときはあります。経済活動に全然貢献してない……!