斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

失礼な!子どものTwitterを監視なんてしませんよ!!

エゴサーチをしていたらこんなコメントを見つけました。 

母親はどこまで息子のTwitterを監視しているのか? | オモコロ

トピシュさんっぽい

2016/11/04 16:43
はてなブックマーク - 母親はどこまで息子のTwitterを監視しているのか? | オモコロ

ひょっとして母親さんははてなIDもちでIDはtopisyuというのではと二瞬ぐらい思ったりしたのは二階で告白しときます

2016/11/05 14:21

高校生ぐらいの息子さんのTwitterをチェックしているお母さんの匿名インタビュー記事なのですが、このお母さんが私っぽいと思ったということらしいです。そんなことしませんよ!服のふわったとした感じからするとid:kobeni_08さんですよ!!  

 

Twitterを使う能力はまだない

そんな冗談は置いておいて、まず前提として、うちの子どもたちはまだそんなに大きくありません。記事にあったようにクラスメートが標識?によじ登った様子を写真に収めるなんてこともできませんし、そもそも標識にも登れないでしょう。Twitterも使えないはず。

では、仮に子どもが大きくなったときに、子どものネット活動を監視するかといえば、たぶん、アカウントの存在は否応なく気付けてしまうとしても、この記事に出てくるお母さんほど監視はしないと思います。

 

公開情報を"監視"?

そもそも、子どものTwitterアカウントを知っていることに拒否反応を示す人がいたみたいですけど、そんなの分かって当然じゃないですかね。だって、日常生活でも仲良くなった人がいたら、教えてもらわなくても、その人のTwitterアカウントやFacebookアカウントを探すのは、息を吸うように自然な動作じゃないですか。

子どもの鍵アカウント(非公開)を親が巧妙に開けさせて見るとか、本人はリアル情報と紐付けてほしくないものを繋げてしまうとか、そういうことならまだしも、本人が公開している情報を眺めるだけなら、監視という表現はあまり似合わない気がします。監視というよりウォッチ?

Twitter

あと、子どもの情報というのは、Twitterに限らず、ある程度先生や親と連携して情報交換しているものですよね。子どもが子どものうちは、子どもの不法行為は親の責任となるし、道を逸れたときに正すのも親の責任ですし。まったく何も知らないと、何もできない。

 

ウォッチするとしても最低限

それはそれとして、子どものTwitterアカウントがあったとしても私は常時ウォッチするなんてことはしないでしょうね。

せいぜい、

『from:子どものアカウント名 タバコ/ビール/運転』

といったキーワードで引っ掛かってきたらチェックしたり、写真などメディア情報を確認するぐらいだと思います。

何か法律や条例違反をしそうなら対処を検討するとしても、子どもの日常の言動まで見るつもりはありません。

 

基本は予防

最低限のウォッチというのは、子どものことをそれだけ信じているというより、インターネット上での言動を徹底的に監視するより、予防に時間をかけた方がいいと考えているからです。

私の子どもは現時点で私がインターネットに精通していることをよく理解しています。大抵のことは私に聞けば(時にインターネットで検索して)即座に答えが返ってくるか、一緒に答えを探そうとすることを知っています。

この前は、下の子どもに「虫歯になるとどうなるの?」と質問されたので、「程度にもよるけれど歯医者さんで手術をすることになる」とYoutubeに歯科医がアップロードした虫歯の手術動画を子どもと一緒に見ました。歯をガリガリ削っていくのを見て、リアルに想像できたようで、歯磨きは熱心にやるようになりました。

高いところから飛び降りるのもどれくらいの高さであれば怪我をするか、親の私が子どもの目の前で実践して説明します。(「この高さは大人であれば大丈夫だが、あなただと怪我をするだろう」など)

ママ友を呼んだBBQもちょくちょくやっていますので、火の使い方も体験しています。

後は、秘密の共有も時々しています。「これは○○ちゃんしか知らないことだから」「特別だよ」と言っています。別に秘密にする内容はどうでもよくて、何でもかんでも他人と共有すればいいわけではなく、秘密にしておくことにも価値があることを分かって欲しいという発想からです。

子どもが自主的に物事を知る能力も鍛えてはいますが、子どもが自立するまでのサポートが親の仕事だと考えていますので、子どもが自身では気付きにくいことは少しずつ学ぶ機会を設けるようにしています。

何かが起きてから対処するというより、起きる前の予防に力を入れています。

 

締め

そうは言っても、子どもがどれだけ注意深さを養ってくれるか分かりません。その時にならないと分からないこともあります。

子どものTwitterを見なくても、子どもの人間関係を把握する方法はあるし、子どもの日々の発言から危険信号を察知することはできる部分はあります。オンラインでもオフラインでもアンテナを張るということなんでしょうね。

何でもかんでも親が見えるところで何かしているより、親や教師用の見せアカウントを作って偽装してくれるぐらいのほうが面白いとは個人的には思います。