今年の10月3日に、設定上40歳になりました。完全に忘れていて指摘されて気付きました。
ああー!10月3日が誕生日の設定だったの、忘れてたー!!
— 斗比主閲子 (@topisyu) 2016年10月11日
ということで先週設定上四十歳になりました。人生の折り返し地点ですね。
Twitterで地味にアンケート機能を使ったところ、回答したフォロワーさんは40以上が45%、40未満が55%ぐらいでした。発言小町のユーザー層より平均的にちょっと若いぐらいな感じですね。
年を取って体力の低下や健康問題などが気になるようになりましたが、合わせてお金で解決するものが多くなったという印象があります。お金で解決するといっても「お金ならあるよ!」と金満ぽさをアピールするわけではないですよ。人の頬を札束で叩くわけでもありません。「この苦労を味わうぐらいなら少し多めにお金を払ってもいいかな」と思うことが増えたのです。
昔はそれこそタイやインドに貧乏旅行をするというのも特に苦ではなかったし、スーパーでセールになっていた米や醤油を重くても買っていました。今となっては、そもそもエコノミークラスの飛行機に長時間乗るのは辛くなってきていますし、米袋はできれば担ぎたくない。
ディズニーランドは最近毎年のように値上げしていると聞きます。ディズニーランドと我が家は飛行機の距離なのでそう頻繁にうかがう機会はないのですが、たまに遊びに行ったときなどあまりの人の多さに辟易します。ですから、あまりお付き合いはないものの値上げは歓迎しています。値上げして客数が減るなら居心地が良くなるんじゃないかと思うわけです。それならまた遊びに行ってもいいと思う。
Q.どこから撮ったシンデレラ城か分かります?
並んでいるラーメン屋さんもそうですね。並ぶ気力がないから、味が同じなら少しお金を出すから並んでいないお店に行きたいと思う。
30歳を過ぎた頃は「少しお金を出すからいいものが欲しい」ということを考えるようになりました。今はちょっと変わって「少しお金を出すから楽をしたい」です。できるだけ体力・気力は維持するようにしつつも、少しずつ生きることの面倒さは増えていっています。
母はここ数年「もう十分生きたから、後は苦しまずに死にたい」と言い続けているのですが、たぶん、私ももう少し年を取ったら同じようなことを考えるような気が今からしています。