斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

出会って三回目のプロポーズに「考えさせてください」と返す女性とは結婚したくない婚活中男性の話

 Twitterを眺めていたら、示唆に富んだ結婚にまつわるエピソードが流れていたので、お裾分けします。id:white_cakeさん、id:kamayan1980さん、id:wacokさん、tweetをお借りしました。)  

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※妻視点。 

婚活中なのにプロポーズを断る女性とは結婚したくない男性

仕事もできるし、清潔感もあるし、女性ウケもいいのだけれど、婚活が上手く行かずこじらせている男性がいるそうです。 

これを読むと、もったいなーい!と思いますよね。婚活で3~4回もちゃんと会えているということは、ほぼその男性と付き合ってもいい(もちろん結婚も想定している)と女性は思っている状態じゃないですか。

婚活の場合は、基本的なプロフィールをお互い共有しているわけで、ある程度条件はクリアーされてから会っているわけですよね。一度会ってみてもう無理だと思う/思われることがあればそこで終わる。それがちゃんと二回目、三回目と会うということは、複数案件がある中でそれだけ相手に時間を割いているということです。

断った男性の方も断られたと思って傷ついたようですが、自分から断ったつもりがないのに断られた方の女性たちも傷ついたはずで、不幸なすれ違い案件です。

この件では男性が同じ失敗を繰り返しているということですから、女性一般に改善を望むより、女性からウケるための努力に加えて、相手の状況を理解したり、クロージングに持っていく技術が存在していることを知るとまた違う結果になりそうな気がします。 

婚活は就職活動の面接みたいなものだから「考えさせてください」はお断りに受け取れる

という話について、この男性の気持ちが分かるという男性が元tweetの方とやり取りされていました。 

確かに、婚活は就活と言葉が似ていますし、プロセスもかなり近いものがある。

就職活動の三次面接で「当社にぜひ入社してほしい!」と言われたのに対し「考えさせてください」と答えたらかなりの確率で落とされます。

「考えさせてください」と答えるより、「もちろんです!来月にも戦力になります!!……と申し上げたいところですが、何分大きな決断ですから、家族にも十分説明する時間をいただけると助かります。どなたか貴社の従業員の方とお話させていただく時間もいただけますでしょうか」と答えた方がウケは断然いい。

よくあることですけど、結婚生活で、相手が自分のことを分かってくれるとか、察してくれるとか口に出さないで期待したって、なかなか伝わらないですからね。

分かってもらえない!と大爆発を繰り返す人もいるけれどそれは悪手ですし。 男女お互い様な話だよなぁと思いました。 

第一第二印象が良くなくても第三印象でキュンと来た 

などと、男性側の意見も一理あるなと思っていたら、以下のtweetが目に入りました。

この方はクリスマス・イヴに、(確か)婚活で出会った男性と彼氏彼女の関係になったことをtweetし、結婚後は惚気tweetを連発していまして、自分はそれを読むのが楽しみでリストに入れているのですが、こういう考えも確かにあります。面接でも可能性がありそうな人をとりあえず一次は通してみて、後半で判断してもらうというのもあります。

面接テイストで婚活を進めることについては、こんなトピがありました。

婚活で出会った男性とのデートの回数:毎週会うのはしんどい! : 恋愛・結婚・離婚 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

正に「ぷりん」さんがおっしゃるように、仕事と同じように婚活&デートもビジネスみたいに進めている感じでした!
デートを通して「自分の将来の妻としてふさわしいか?」ということを毎回細かくチェックされているのをひしひしと感じてしまいました。
もちろん結婚相手を決めるのですから相手を「チェック」するのは当たり前ですが、あまりにもビジネスライクでこちらも息切れしてしまいました。。

これはこれでそうですよね。婚活中に会うのはデートと考えられるわけで。面接と考えている人とデートと考えている人とでは折り合わないものがあって当然。 

締め

男女の付き合い方に限らず、コミュニケーションの方法には各人のスタンスがありますから、相手の言動に対して多少寛容度がある(許容量がある)人のほうが誤解を受ける/与える余地は少ないものです。 

ただ、それがいつでも出来れば苦労はしないですよね、ブラック企業ならぬブラック婚活相手に出遭ってしまって、それがトラウマになり、徐々に寛容度が無くなり、消極的になることがある。だから、就活にしても婚活にしても出来るだけ早く終わらせた方がいいという話になるのだと思います。  

※夫視点。