斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

お金に色はない、出所が違うからといって使い道は変えない

お金の使い道というのは人それぞれ考え方が違っていて聞いていて飽きない話題の一つですよね。自分がお金の使い道でポリシーにしていることと言えば、お金の出所の違いによって使い道を変えないことでしょうか。 

誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)
※お金の話は楽しい。 

 

お金の出所と言えば、何かの仕事をしていれば役員報酬であったり、給与であったり、働いていなくてもお小遣いだったり、年金だったりで、月にいくらか振り込まれるものがメインですよね。加えて、年に一回とか二回ボーナスがあるというのが標準的な人のキャッシュインでしょうか。

 

人によっては、それ以外に、借金をすることもあるでしょうし、ギャンブルでお金が入ってくることもあるし、投資によるリターンもあるでしょう。最近だと副業だったり、アフィリエイト収入が入る人もいるかもしれません。

 

借金の場合は、資金使途まで指定されているケースもありますが、大抵のお金というのはどう使おうが持っている人間の自由です。お金に色はないと言う通り、手元に入ってきた時点で、そのお金はどういう出所だったのかは分からなくなります。

 

ただ、人間の頭は面白いもので、自分が苦労して稼いだ金額分は慎重に使おうとし、楽に手に入れた金額分はパッと使っちゃう傾向があります。悪銭身に付かずという言葉もありますね。あぶく銭というやつです。

 

悪銭とまでは言わずともポイントは思わず気軽に使う傾向があると思います。ポイントが貯まったから普段は買わないものを買う。ポイントでの災害への寄付なんかも活発になっているのはそういう背景かなと思います。

 

自分も色んなところからお金が入ってくる機会があります。こういうお金について自分が意識しているのは、どこから入ってきたお金かを意識しないようにすることです。ややこしい。

 

自分も、お金の出所の違いから、お金の使途に影響を受けていたことがありました。遡ってみれば、お正月のお年玉を貰ったから好きな玩具や本を買うみたいなものですね。そういう経験を何度かしてみて、実はそういう理由で購入したものは、必ずしも必要ではないものが多かったということに気付いてきました。本当に欲しいものを欲しい時に買った方がいい。

 

自分がそういう影響を受ける人間だと分かったので、今はお金が入ってきた時に脳にフィルターを設けて、ただ、お金が貯まっていくことだけをイメージするようにしています。お金が入ってくるところと出ていくところを切り分ける。

 

どうしてもお金の出所で無駄遣いをしがちな人がいるなら、こういう気持ちの切り替えをしてもいいし、入ってきたお金を信頼できる誰かに預けるというのもアリだと思います。夫婦だったら相手でもいいし、給与の一定額は毎回別口座に入れるとかでもいいし、子供がいるなら学資保険(という名の貯金)もいいですよね。学資保険は個人的にはあまり美味しい金融商品だと思っていませんが、どうしても浪費しがちな人にはアリなんじゃないかと思います。