斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

選挙では「当落線上の」「若い」「女性」候補者に投票しています

私は選挙の投票先では「当落線上の」「若い人」「女性」に投票するようにしています。

なぜ、当落線上の人に投票するかというと、自分の一票をできるだけ効果的に使いたいからです。当選・落選確実な人に投票しても、(意味がまったくないわけじゃないけど)自分の一票が当落に与える影響が少ない。

ちなみに、どの候補者が当落線上にいるかは、マスコミの情勢調査を見ればおおよそ分かります。

参院選2022 情勢調査 : 読売新聞オンライン

次に、「若い人」に投票するのは、政治家の年齢構成は日本人全体の年齢構成と揃っていて、できれば未来を作る若い人たちの割合が高めになってほしいと考えているからです。

現状、日本人の平均年齢は48歳ぐらいですが、今行われている参議院議員選挙だと当選者の平均年齢は55歳ぐらいです。年寄りが多めです。これをどうにかしたい。

参議院選挙当選者平均年齢と国会議員の年齢構成について観察してみる(データアナリスト 渡邉秀成) | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム

参議院選挙では全体的に40から60代の当選者の割合が多く、この中では若い世代にあたる30代の当選者割合が少ないことがわかります。

最後に、「女性」に投票するのは、日本では女性の政治家の比率が世界的に見ても異常に低いからです。男女の人口比は半々なのに、女性比率は衆議院議員で10%、参議院議員でも20%程度がです。増加傾向にあっても、OECD諸国で最下位です。

※画像は内閣府共同参画局作成の資料から

以上、私の投票方針でした。

我が家では夫婦で思想信条が近いので、基本的に同じ候補者に投票するようにしています。宝くじで連番を買う感覚です。確率が低いのは分かっているけど、できるだけ当てたいって発想。

なお、投票所には子どもを一緒に連れて行きます。子どもが将来投票するときのハードルを下げる目的です。今は18歳未満の子どもは投票所に連れて行っていいことになっているので、それまではできるだけ一緒に投票所についてきてもらうようお願いするつもりです。

そして、投票後には家族で外食して美味しいものを食べます。投票はお祭りで楽しいものであるというのを家族の間で記憶するためです。「投票行って外食するんだ」です。政治参加は苦しいものより、楽しいものであったほうがいいに決まっています。

ちなみに、選挙結果を見て、自分たちの思想信条とは違う、当選した人やその支持者を家庭内で馬鹿にすることは絶対にしません。子どもにとって、思想信条の異なる人は馬鹿にしていいという学びに通じます。「あの人が当選するなんて、あの選挙区の人は民度が低い」なんていうのも絶対に言いません。この手のことは普段から言いませんが、選挙のときには意図せず口に出してしまう可能性が高いので、意識的に気を付けています。

皆さんが投票を楽しめることを願っています!