斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

言わないと分からない

我が家のダイニングテーブルで、私の席は、キッチンに一番近い場所にあります。私が料理をすることが多いし、私は調味料や飲み物の出し入れを頻繁にするからです。ちなみに、我が家ではダイニングチェアは一人一人別々のものを使っていてカスタマイズされているので、座席は固定です。

それで、私の席からは時々生ごみの腐った臭いがすることがありました。キッチンが近いので、流し付近で何かが腐っていることがおきがちなんだと思い、私からパートナーに「何か変な臭いがするんだよね」と何度か伝えていました。我が家ではパートナーが皿洗いとキッチンの掃除を担当しているからです。

ただ、パートナーは鼻があまり効かないのと、パートナーの席はダイニングテーブルでキッチンからもっとも遠い場所にあるため、本人の席からは臭いがしないようで、真剣に対処はされてきませんでした。

しかし、ある日、私が出先から帰ってくると、「あなたの席に座っていると確かに生ごみっぽい臭いがするね。今度からシンク付近に生ごみ廃棄用の小袋を設置するのを止めてみるよ」と言われました。私からは、「そうそう、生ごみ廃棄用の小袋は以前から邪魔だと思っていたんだよね。料理をしているときに目に入ると汚らしい感じもするし、別にゴミ箱に廃棄するのに私は嫌じゃないし」と伝えたら、パートナーは驚いていました。

というのも、パートナーがシンク付近に生ごみ廃棄用の小袋を設置していたのは、主に料理を担当する私の負担を軽減できると考えていたからでした。一方で、私は、そんなパートナーの意図を知らずに、「なんでこの人は料理の邪魔になる小袋をシンク付近に置くのだろう」と思いつつ、「ま、置いてあるんだから生ごみ入れるか」と特に不要だけど使用していたからです。

生ごみの腐った臭いがすることは伝えていましたけど、その廃棄用の小袋が不要であることは、考えてみたら伝えたことはありませんでした。

以上、大したオチもありませんが、そういうよくある夫婦の会話です。

言わないと分からないことはありますね。