私は毎年『このマンガがすごい!』でランクインした漫画を読んでいます。今日読んだのは、2022年のオンナ編第2位に選ばれた、ゆざきさかおみさんの『作りたい女と食べたい女』です。
漫画の内容はタイトル通りで、作りたい女の野本さんが食べたい女の春日さんのために料理を振る舞いまくるという内容です。
私も料理を振る舞うのが好きで、この手の料理漫画は『きのう何食べた?』や『とんでもスキルで異世界放浪メシ』などを楽しく読んでいます。『きのう何食べた?』は姑とシェアし、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』は子どもたちとシェアしています。結果的に、姑の料理でも、子どもの料理でも漫画発のものがしばしば登場するぐらいです。
料理漫画と一口に言っても作って食べるだけではなく、何かメッセージやストーリーがあることが多いわけですが、この漫画の場合は、「女性が料理を女性のために作って何が悪いのか」「女性が料理をガツガツ食べて何が悪いのか」というのが料理以外のエッセンスとしてあります。
興味を持った人は結構な話数が無料で公開されているので見に行ってみてください。
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で、私が反応したポイントがあります。はい、作りたい女の野本さんが自分が料理をするのが好きになったのは『ぐりとぐら』の絵本だったと思い出すシーンです。
明確に『ぐりとぐら』とは語られませんが、大きなカステラをどうぶつたちに振る舞うのですから、ぐりとぐらですよね。
6年前に書いたように、私が料理に興味を持ったきっかけも『ぐりとぐら』でした。
中学生の頃には泊まりに来た友人に料理を振る舞っていましたし、大学生でも働き始めてもずっと料理を誰かに振る舞い続けていました。実家に帰っても親のために料理を作るぐらいです。
『ぐりとぐら』ルートで料理を作るのが好きになるのは結構イケるんじゃないかと思い、我が家の子どもたちに何度も『ぐりとぐら』を読み聞かせし、たくさんの料理漫画をリビングに置いておいたら、子どもたちのうちの一人は料理好きになりました。
今回、『作りたい女と食べたい女』を読みながら、「やはり『ぐりとぐら』は鉄板だな!」と思って、この記事を書いた次第です。
ちなみに、私のパートナーは料理を作ることにも食べることにもまったく興味がなく、私がこの漫画を読んで「やっぱり、ぐりとぐらだよなー!」って叫んでたら、「日本人って本当に食に対する執着が異常だよね」とリアクションをしていました。
色んな人がいますね!
今日はこんなところです。