ジュニアNISAの口座数は今年3月末時点で50万口座だそうです。買付額は約3000億円だから、平均で50万円程度の利用になります。
※画像はNISA・ジュニアNISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について:金融庁から
ジュニアNISAは20歳未満が加入できますから、日本でいえば約2000万人が対象になります。50万口座ということは、2.5%の子どもしか利用されていないことになります。
また、平均買付金額も50万円というのは、年間80万円の5年間で合計400万円投資できて制度は2023年度に終わることからすると、フルに利用されていないだろうことがうかがえます。
以前に書きましたが、我が家ではジュニアNISAをフルに活用しています。ついでに、金融教育用途にも使っています。
我が家のジュニアNISAは米国株45%、先進国株40%、新興国株5%、国内株5%、ひふみプラス5%(合計100%) - 斗比主閲子の姑日記
読者さんからのモヤモヤメールでもジュニアNISAを利用されている人が非常に少ないというのは分かっていました。数字としてせいぜい2.5%しか口座を保有していないことからすると、我が家は相当マイノリティだったんだなと改めて思いました。
まあ、確実に使うことになる学費をリスクを取って運用するというのは日本人の感覚には合わないですもんね。だから、もともとお金に余裕がある家で利用されているのでしょう。
まだまだ運用はし続けるので今の金額を見てどうこう思うのは無意味でも、しっかり運用益は出ていますし、私が狙ったとおりに、我が家の子どもたちのジュニアNISA口座では、日本株と新興国株アクティブファンド(ひふみ)は先進国株に評価益でかなり負けています。
自分の中では確定拠出年金もNISAもすごく当たり前のものになっていたけれど、世の中は必ずしもそうではないようなので、ジュニアNISAで金融教育を狙っていること含めて、超少数派であることは自覚しておきたいなと思いました。