斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

中国の禁輸で、芯まで食べられる美味しい台湾パイナップルが日本で出回っている

みなさん、スーパーの青果コーナーや八百屋さんで台湾産のパイナップルが売られているのを最近見かけませんか。日本で売られているパイナップルの輸入先はほぼフィリピンだったのが、台湾産のパイナップルも見かけるようになったはずです。

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日本で台湾産のパイナップルが出回るようになった原因は、今年の春に、台湾産パイナップルの最大の輸入国だった中国が輸入禁止措置をしたからです。

台中パイナップル戦争、輸入禁止措置に対抗する台湾に海外から多くの支持 - BBCニュース

安倍さんが紹介しているように、行き場のなくなった台湾産パイナップルを日本がそこそこ輸入したわけです。それで、市中にも出回るようになりました。

私はこの台湾総統の蔡英文さんのTweetを見てから、台湾産のパイナップルを食べてみたいなと思って、よくよく青果コーナーで産地に注目してみたら、フィリピン産より一つ100円~300円ぐらい高い単価で売られていることが分かり、早速購入してみたわけです。

食べてみた感想は、全体的にとても甘いということ!

そして、芯まで食べられるということ!

あまりに美味しいので、毎週のように台湾産パイナップルを買ってきては食卓に供しています。子どもたちの食いつきもいい。カットするときもフィリピン産に比べると切りやすいです。

経済制裁によって食品の行く先がなくなるというのは、中国絡みだと2012年のフィリピン産のバナナがあります。

南シナ海問題、フィリピンバナナにとばっちり: 日本経済新聞

このときも日本がフィリピンからバナナを大量に購入しました。結果、バナナの価格が大幅に安くなったのも記憶に新しいはず。

消費行動というのは投票行動に似ていて、その消費をすることで、その商品の存続に関与しているわけです。私は、台湾には何度か旅行をして、とても良い体験をしてきているので、台湾を支えたいという気持ちがあります。それもあって、台湾産パイナップルを買っているところはありつつも、やはり、味が断然に良いというのもリピートに確実に繋がっています。

というわけで、みなさんもぜひ台湾産のパイナップルを見かけたら購入してみてください。もうすぐ収穫が終わるようなので、これを逃したらしばらく食べられなくなるかも。

美味しいですよ。