斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

子どもが私たち親に、「はいはい、分かりましたー」「知ってますよー、だ」みたいな悪態をついた衝撃の理由とは!?

タイトルはちょっとしたノリで、とんでもニュースみたいな感じにしましたが、中身は至って普通の家庭の会話です。お好きな人だけどうぞ。

最近、うちの子どもの親への対応が誠意に欠けていて、夫婦ともに一人の人間として接するに値しないという共通見解になっていました。

誠意に欠ける対応というのは、自分でやると決めたことをなかなかやらない、「やってみないの?」と親が優しーく声がけをしても「今やろうとしていたところなのに言われてやる気を失った」と親のせいにしてやらない、約束していたことも「その約束は○○な条件のときのもので、今とは状況が違うから守らない」と難癖をつけてやらない、食事を意図的に時間をかけて食べ食べる気が失ったと大量に残す、就寝時間になっても「寝る気にならない」と言い続けリビングにいようとする、などなどです。いわゆる「何時何分何十秒? 地球が何回まわったとき??」みたいな煽り文句もセット。

行為だけならいいんですが、親が少しでも話しかけると「気分が悪くなった」と親のせいにされるので、正直会話が成り立たず、大変面倒な状態でした。

試し行動相手に対応し続けていると試し行動は直らないので、最終的には完全スルーしていたものの、さすがに生活習慣が崩れてきているのをそのままにするのもどうかと思い、ちょっと悩んでいたわけです。

で、悩んでいてもしょうがないので、子どもを夫婦の寝室に呼び出して、1対1で理由を聞いてみました。

「何があって、親に対してああいう振る舞い方をするの? 何を言われても怒らないし、あなたを嫌いになることはないから教えて」と。

そうすると、最初子どもは「言わない」と言うわけです。私から「言わないのは、言ったら何か問題があるということ?」と聞くと、「そう」と。

「問題があるかもしれないけれど、少なくとも私たち親に対してのことだったら、問題があってもいいよ。だって、私たちが間違っていることもあるんだから」「学校とか、友達のこと??」と少し範囲を絞ったら、子どもは「親に対して」だと。

「親に対して何かあったの? 繰り返しだけど、何を言われても何も怒らないし、あなたを嫌いにならないから言ってみて」と促して、しばらく無言でお互いに待ったら、「だって、お父さんとお母さんと一緒にいるのが嫌になったんだもん」と教えてくれました。

蓋を開ければ簡単な、いわゆる反抗期ってやつだったわけです。まあ、態度からしても親に反抗しているのだから当然なんですが。

私は子どもに「教えてくれてありがとう! ああ、やっぱり、一緒にいるのが嫌だったんだ。分かって安心した」「数年前にも伝えていたけれど、『パパのパンツと一緒に服を洗濯してほしくない』『臭いが嫌だ』みたいなことを子どもが親に対して言ったり感じたりするのは、多くの子どもが成長する中での自然なことなんだよね」「パパもママも多かれ少なかれ、そういう時期があったよ」「いずれ自立していくためのとても重要なステップだから、『親と一緒にいるのが嫌』という気持ちは、悪いことだと思わずに、大切にしておくといいと私は思うよ」みたいなことを伝えました。

子どもは「嫌いだって言われても怒らないの!?」「え、親のことを嫌いになってもいいの?」と最初は驚いていましたが、そのあとは、憑き物が落ちたみたいでスッキリしていました。ちなみに、「親に対しては嫌いと伝えてもいいけど、他の人に対して嫌いと伝えるのは、それ自体が悪口や喧嘩のもとになるから、言う相手と言い方は考える必要はあるよ」と補足しています。

その会話以降は、その子の不誠実な振る舞いはかなり解消されました。自分で決めたことは自分の意思でサクサクとやるということで、親も口出しを意図的に減らしました。

長い子育てですから、同じような(でも微妙に違う)ことはまた起きるでしょうし、今回のことも別に一気に全部問題解決みたいなことにはならないでしょう。いずれにせよ、「親のことが嫌い」みたいな子どもからすると言いにくいことを親に伝えてもらえたことは良かったです。

今日はこんなところです。