斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「交際相手が告白を受けたら急に手を繋いでキスをねだってきた。正直鬱陶しいし面倒くさいが、別れるか続けるべきか」

今日も一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。今日は「なんか、思ってたんと違う」というやつです。

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Q. 交際相手が告白を受けたら急に手を繋いでキスをねだってきた。正直鬱陶しいし面倒くさいが、別れるか続けるべきか?

斗比主閲子様

はじめまして。いつも楽しくブログを拝見させていただいております。このたびご意見を頂きたい一件があり、メールをさせていただきました。

普段受け付けていらっしゃるご相談と比べると随分軽い話だとは思うのですが、第三者からの意見を伺いたく、もし可能でしたらご回答いただければ幸いです。また、なにぶんはじめての相談で、何か不備や失礼がございましたら大変申し訳ありません。

先日、私は同い年の人と交際を始めました。私も相手も同世代の社会人です。相手とは、これまでふた月ほど電話やラインでやりとりを続け何度か食事にも行っていました。告白は向こうからして頂き、私はそれに同意した形です。

けれど告白を受けた途端、相手がもの凄く甘えてくるようになったのです。

その時は半個室のようなカフェにおり、対面でお茶をしていたのですが、告白後すぐに相手が私の横に移動してきて、私に寄りかかって手を繋いできたり、キスをねだってきました。

私はあまりベタベタした関係が好きではなく、また人目がないとはいえ公の場であるので気まずく、交際に同意してからものの数分で一気に気持ちが冷めてしまいました。その後も一度食事をしに出かけたのですが、ことあるごとに手を繋いでくる相手に対し、正直鬱陶しいという感想しかありませんでした。

包み隠さず申し上げますと、現在付き合っているという実感もあまりなく、めんどうくさいのでこのまま連絡を絶ちフェードアウトしたいというのが本心です。

一方で、もしかしたら交際を続け、スキンシップを続けることで、単純接触効果とでもいうのか、相手のことを好きになることもあるのではないかという期待も一応、ゼロではありません。

私自身、私の考えがとても自分本位なものであること、また相手に対して不義理であるという自覚はあります。

また、これまではずっと私自身の気持ちや都合ばかりをお伝えしてきたのですが、逆に相手の側から考えた場合には、理由を話して早く別れるべきなのか、このままなんとなく恋人関係を続けるべきなのか、どれが正解なのか全くわかりません。

このような状態で、私はどのような行動を取るべきなのでしょうか。

ろくでもない質問で大変恐縮なのですが、客観的なご意見を伺えたらと思っております。よろしくお願いいたします。

一読者より

A. その付き合い方は嫌だと伝える

 

私のブログの読者の平均年齢は40歳ぐらいなので、こういうモヤモヤは珍しくて新鮮ですね。よく送ってくれました。ありがとうございます。

客観的な意見を欲しいということでお伝えしますと、いきなりベタベタする関係は嫌だということを伝えるといいと思います。別れるか、恋人関係を続けるかは、その後での相手がどう対応するかで考えればいいんじゃないでしょうか。

「最初っから常識外れなことをしてくるんだから別れたほうがいい」という考え方もあるでしょうが、何が常識かどうかは人によって(国によって)違います。また、誰と付き合うにしてもお互いの常識の摺り合わせは大なり小なり必要になるものです。

だから、嫌なことは嫌だと、また、自分にとって好ましいことは好ましいと言葉にして伝えるのがとても大事です。で、伝えた上で改善が見られればまともな人間だと考えられるし、今回のことだけではなく気分良く関係を続けられる可能性がある。伝えても続けてきたら、他人を尊重することがない人の可能性が高いから、それが理由で付き合っているのが嫌だと伝えたらいい。

もちろん、恋愛関係というのは摺り合わせは不要であり、お互いにやりたいこと、やられたくないことを我慢せずに徹底するというスタンスの人もいるでしょう。生計を一緒にするってわけじゃないんだから、何でわざわざ妥協する必要があるのかと。それなら、嫌なことがあれば別れればいい。

こんな感じでしょうか。

なお、私は仕事仲間でも恋愛でも友人関係でも親・配偶者・子どもであっても、どんな関係であっても、お互いの考え方の摺り合わせをするのはとても大切だと思っています。面倒だし、手間がかかるところはあるけれど、お互いに要望を言葉にして伝えて、適度な距離感を保てるというのは、お互いにとってとても快適だと考えていますので。

私自身はどうでもいいんですが、オンライン会議の場合はマイクの調子が悪い人には老婆心で伝えるようにしていたりします。その人が勝手に評判落とせばいいだけなので、まさに老婆心なんですが。

以上、今日はこんなところです。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

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