我が家の子どもたちは、フィンランドのサンタクロースの存在は信じていますが、我が家でのクリスマスプレゼントは親が購入していることは知っています。
※WHOもサンタは免疫を持っているとかなんとか言っていたので教えておいた
以前にも書いたように我が家ではメルカリを使って、子どもに需要と供給や商売の基本を学んでもらっています。
子どもにメルカリで飽きた玩具を売ってもらうことで、値決め・在庫・売掛・客商売・物流を学んでもらう - 斗比主閲子の姑日記
この前、「今の時期はゲームや玩具が高く売れるから、売りたいものがあったら早く言ってね」と伝えたら、「どうして今なら高く売れるのか」と聞かれました。ということで、
「その質問に答える前に、今、あなたたちが待ちに待っているのって何かある?」
「クリスマス(プレゼント)」
「クリスマスは誰がプレゼントを手に入れてる?」
「子どもの親」
「子どもの親はクリスマスプレゼントをいつ買う?」
「クリスマスの前」
「では、今はクリスマスの前だよね? とすると??」
「あー、クリスマス前に親が子ども向けのプレゼントをメルカリで買おうとしてるんだ!?」
「そうそう。売りたい人が急にたくさん出るわけじゃないから、買いたい人のほうが増えて値段が上がるんだよね。物の値段は基本需給バランスだから」
といった話を伝えたら、早速、子どもたちはいそいそと不要なゲームや玩具を集め出していました。その他、細かい話として商品の状態は正確に書くこと(期待値を下回らない)、配送は早くすることも、コツとして教えておきました。
厳密には需給バランスだけではなく、キャンペーンも影響していたりしますけどね。メルカリ含めて、今の時期は結構キャンペーンをやってる。その辺の細かいところは置いておいて、子どもの金銭感覚や社会への関心がじわじわでいいので育まれるといいなと思って眺めています。