斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「子どもは生後2ヶ月。夫が不倫カップルのカモフラージュに使われ、家庭を顧みず不倫カップルと遊びに行くのにモヤモヤする」

今日は一人小町です。相当モヤモヤすると思うので、ほっこりしてください!

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Q1. 夫が不倫カップルのカモフラージュとされて、家庭を顧みず不倫カップルと遊びに行くのにモヤモヤする

斗比主様はじめまして。

いつもブログを楽しく拝見させていただいてます。このような場での相談ははじめてなのですが、斗比主様の客観的な意見とアドバイスをいただきたいと思いメールしました。大した悩みではないのに長々と申し訳ないのですが、自分の中でなかなか消化できずにいます。伝わりにくい点もあるかと思いますが、よろしくお願いします。

最近夫と夫の同僚女性Aとの関係でモヤモヤしています。私と夫と女性Aは同じ職場です。夫と女性Aは同じ部署、私は別の部署ですが今は育休中です。子供は生後2ヶ月です。

この女性Aはバツイチ独身で、男好きで遊び人ということで社内でも知られています。以前、私の先輩の夫と不倫関係にありました。(全員同じ職場)。当時不倫を知った先輩の傷付いている姿を見ており、お世話になった先輩でしたので、その女性Aに対しては良く思っていませんでした。

夫とそのAは私と付き合う前から、毎年男女グループで泊まりでスノーボードに行くなど親交があります。Aが不倫していたことは私から夫に伝えていますし、夫もAが遊び人ということも知っています。A自身も開けっぴろげに男と遊んでいる話など夫にしており、夫は恋愛対象としてみている様子はありません。

結婚後は私もスノーボードに誘われA含む男女グループで旅行しました。Aは明るくサバサバしており気を遣わせない性格で、いやな印象はありませんでした。

しかし私が妊娠し、切迫流産で入院中カチンとくることがありました。入院当日に夫とA、他男性1名と1泊でスノーボードに行く予定がありました。産後はなかなか遊びに行くこともできないだろうと思い快く送り出しましたが、Aが旦那に「入院してたら大丈夫だから!」と軽いノリで言っていたことに、少しいやな気持ちになりました。

また妊娠後期に入った頃、Aが公園でのスケボーに誘いました。私はAと2人だけで遊ぶのは駄目だと夫に伝えてあったので、気を遣いながら私のことも誘ってきましたが、妊娠後期で歩くのも辛いので当然断りました。この2人の非常識さにイライラしました。

次第にAと夫、2人の上司である男性Bとスノーボードやサーフィンもするようになりました。この頃にAから夫に、「実は上司と不倫関係にある。」と打ち明けられています。上司の妻も同じ職場です。

それからことあるごとに不倫カップルは私の夫を遊びに誘うようになりました。明らかに不倫のカモフラージュです。不愉快ではありましたが、喧嘩するほどには至りませんでした。

しかし私の出産予定日1週間前にも上司が、夫、A、他女性1名の計4人で四国までサーフィンする企画をしました。夫は「妻の出産が…」と一応はカップルに伝えたそうですが、「初産やろ?そんな早く産まれへんから!」と2人から流されました。私たちは関西在住ですので、産気づいて連絡しても分娩までに間に合わないでしょう。またサーフィンしている最中では連絡の取りようもないです。この件に関しては私が激怒したため、夫は渋々不参加となりましたが、かなり行きたそうでした。このことがきっかけでAに対して完全に陰性感情を抱くようになりました。

夫は女遊びなどするタイプではないですが、とにかく遊び好きでじっとしていられない人です。それを理解しているので、産後も一人でサーフィンや釣りに行くことはかまいませんでした。しかしながらこの不倫カップルが絡む遊びはどうしても自分の中で許せず、行くたびに不穏な空気になり口論になります。遊びに行くなら家のこともしてほしいと思い、その際、普段やらない家事のことや自分のことを自分でやらないこと(靴下脱ぎっぱなしやゴミを放置したままなど)に文句を言いました。

その際、「俺は働いてるやろ。」言われました。確かに働いてますが、我が家の生活費は折半で同額出しています。そして家事はほとんど私がしています。それは産前も産後も変わらずです。もっと言うなら我が家は持ち家で、私の親が買い与えたものです。養われている身ならまだ我慢できますが、その言い分にも納得できません。

夫は働いてないほうが家事するのは当然と言います。私は生活費を半分出していることを言いますが、話は平行線です。

普段はさほど気にしていないのですが、Aをきっかけに不満が出てきて喧嘩になるのかもしれません。

怒ってばかりも良くないと思い、泣いて、「(Aたちと行くことが)嫌な気持ちになる。」と伝えたところ、謝りはするのですが、「じゃあ俺はどうしたらいいの?」と言います。言い合いになるのも疲れるので、私の焼きもちだということで話を終えました。

しかしやはりもやもやが再燃し、夫に冷たくしてしまいます。この不倫カップルの集まりですが、今のところ月一くらいで、この先も続きそうです。一度二度なら我慢できるのですが、こらからも続くのかと思うとウンザリします。

家族は好きですし、仲良くやっていきたいのですが。私はどうすればいいのでしょうか。

一読者より

A1. 気苦労耐えませんね。適度に吐き出しつつ、家事育児を分担しましょう

今回のメールは相当ほっこりしました! 送っていただきありがとうございます。

まず、職場で不倫をしまくる女性Aというのが素晴らしいですね。私だったら、自分に直接害がなかったとしても、不倫の事実を人事に伝えているはずです。職場内恋愛はまだしも、職場内不倫は職場で謎の働きにくさを作り出しますからね。

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※職場内恋愛物。1巻ではタダのフェチ漫画と思いきや、徐々に大人の男女のまっとうな恋愛・結婚漫画に変わっていき、結構楽しく読んでる。同棲する前後の悩みが良い

Aのことは、やろうと思えば、その申告だけで終わっちゃうと思うのですが、このモヤモヤの本題は、パートナーさんの対応ですね。妻が妊娠出産中という、人生の中でももっともハードモードなタイミングで、ほいほい遊びについていこうとする。

しかし私の出産予定日1週間前にも上司が、夫、A、他女性1名の計4人で四国までサーフィンする企画をしました。夫は「妻の出産が…」と一応はカップルに伝えたそうですが、「初産やろ?そんな早く産まれへんから!」と2人から流されました。私たちは関西在住ですので、産気づいて連絡しても分娩までに間に合わないでしょう。またサーフィンしている最中では連絡の取りようもないです。この件に関しては私が激怒したため、夫は渋々不参加となりましたが、かなり行きたそうでした。このことがきっかけでAに対して完全に陰性感情を抱くようになりました。

これ、Aの発言はパートナーさんが読者さんに対して、いわゆる伝書鳩的にそのまま伝えているってことですよね。さすがに出産予定日1週間前なら、読者さんは産前休暇を取っているだろうし。

企画する上司もそうだし、Aさんの「初産やろ?そんな早く産まれへんから!」も非常識だとは思いますが、要するに、この企画が来たタイミングでパートナーさんが断れず、Aさんの言葉は自分が遊びに行くためのダシにしたという風に理解しました。要は、「Aさんもこう言っているから遊びに行っていいよね?」と読者さんに伝えようとしたと。

ここで、読者さんがAさんに対して嫌な気持ちを抱くのはおかしくないでしょうが、出産予定日なんて不確かなものだという知識がなく、いつ出産してもおかしくない状況で、遊びを断れないパートナーさんの、親や家族をやっていく感覚が醸成されていないことこそが問題だと私は思いました。

それが次の一言にあらわれてますよね。

その際、「俺は働いてるやろ。」言われました。確かに働いてますが、我が家の生活費は折半で同額出しています。そして家事はほとんど私がしています。それは産前も産後も変わらずです。もっと言うなら我が家は持ち家で、私の親が買い与えたものです。養われている身ならまだ我慢できますが、その言い分にも納得できません。

これ、たぶん、パートナーさんは家事だけに限らず育児もやっていないんじゃないでしょうか?

あまり言いたくありませんが、

普段はさほど気にしていないのですが、Aをきっかけに不満が出てきて喧嘩になるのかもしれません。 

Aさんを問題にするのではなく、パートナーさん自身の姿勢に着目したほうがいいのではないかと私は思いました。あくまで、私が思った限りです。他の人にもぜひ相談してみてください。もしかしたら、読者さんも問題を直視したくないために、Aさんを悪者にしている可能性がある。

というわけで、私のお勧めは、不倫カップルのくだらないことは適度に職場の同僚に漏らしつつ、パートナーさんと家事育児の分担について改めて話をすることです。

正直言って、パートナーさんが少なくとも家事を一切やらず、「俺は働いてるやろ」と放言している時点で、夫婦間で家事、そして育児の分担、そして妊娠出産が何たるか、家族を持つというのはどういうことかはされていなかったんだろうなという印象を受けました。だって、この状況で、これ言ったら、普通は戦争ですから。

妊娠出産は特に男性には経験値が足りず、結果として当事者意識が薄れるということがありがちです。ただ、今からでも良いので、育児や家事を分担しないと、パートナーさんは経験値不足、当事者意識が不足していることを理由に、今後も一切関わらない可能性が出てきます。

ただ、生後2ヶ月という状態だと読者さんも常にヘトヘト状態で、こういう話を落ち着いて話せる状況でもないですよね。できれば、子どもを親かどこかに預けて、落ち着いたタイミングで二人で話す時間を設けることがお薦めです。泣いて説得するのが恒常的になると良くないので。

今回は以上です。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。今回みたいなアドバイス希望でも、もちろん大丈夫です。