みずほ系の投信会社であるアセットマネジメントOneのたわらノーロード先進国株式という、先進国株式の投資信託があります。この投資信託の信託報酬(年間の手数料)が、0.2%から0.0999%に引き下げるのが発表されました。
※画像は「たわらノーロード」一部ファンドの信託報酬率を引き下げ|アセットマネジメントOneから
類似ファンドの分類中においては最低水準となります。
とあるように、eMAXIS Slimとニッセイで、同様の先進国株式ファンドで最低水準の信託報酬の商品が発売されていました。それに、たわらも追従したということです。
普通に、投資信託を買う分には、選択肢にはもともとeMAXIS Slimとニッセイがあったわけですから、他の金融商品が手数料を追従したところでどうでもいい気がしますが、私はこのニュースを歓迎しました。
理由を、私が利用している楽天証券のiDeCo口座では、先進国株式の投信というジャンルだと、このたわらノーロード先進国株式しか取り扱っていなかったんですよね。証券会社のiDeCo口座というのは、あまり多くの金融商品を扱ってはいけないという取り決めがあるようで、楽天証券がeMAXIS Slimとニッセイの同様の商品を扱う予定はなさそうだった。
iDeCoのためだけに証券会社を変えると、IDの切り替えとかで手間だと考えていました。そういうわけで、今回、楽天証券のiDeCo口座にある、自分が買わざるを得なかった金融商品の手数料が下がったのはありがたい話だったわけです。
以上、ちょっとした投信ブロガーっぽい記事でした。
何度も書いている通り、私が投資をし始めた10数年前は、同じような先進国株式のインデックスの商品を買おうとすると、信託報酬は0.7%程度はかかりました。ついでに、購入時の手数料がかかったり、信託財産留保額がかかかったりした。
それが今となっては1/7ぐらいに信託報酬が下がり、それ以外には何も手数料がかからない商品が大勢を占めるようになったのですから、投資をするのにはとても良い環境になったとつくづく思います。