日経新聞を読んでいたら、
(キャンパス発 この一品)小学生向けプログラミングドリル(大阪電気通信大) 思考方法、実生活を例に体得 :日本経済新聞
同大の兼宗進教授らが制作に携わったのは「ドリルの王様―たのしいプログラミング―」。小学生向けに、低・中・高学年の3段階を用意した。プログラミングは本来、パソコンやタブレット端末を使ってコンピューターに指示を伝えるもの。
プログラミング学習用のドリルが作られたと知って、早速注文してみました。監修をしているのは、文科省の新学習指導要領の情報の委員を勤めた兼宗進さん。
Twitterで、Amazonで在庫を切らしているのは機会ロスであることを書いたところ、
貴重な情報をありがとうございます😊✨ またご購入いただきありがとうございます❗️本書は予想を超えた反響と売行きで、現在緊急で増刷をかけております。機会ロスが大変くやしいです…💦 ぜひ周りの方にご紹介いただけますと幸いでございます🍀
— 新興出版社 (@shinko_shuppan) April 3, 2019
出版社さんの公式アカウントに「ぜひ周りの方にご紹介いただけますと幸いでございます」と丁寧に依頼されたので、今回、我が家で実際に運用してみた感想をブログで書く次第です。
ドリル自体は、3週間ぐらい前に届いて、早速子どもに提供してみました。何もご褒美がないのもつまらないだろうと思い、ドリルが2枚とその答え直しも終わったら、15分間スクラッチかマインクラフトでプログラミングを遊んでいいということにしたら、喜んでドリルをやってプログラミングをしています。
スクラッチをはじめよう | ワイワイプログラミング | NHK for School
Microsoft MakeCode for Minecraftに入門してみた - Qiita
ドリルの中身は、小学生の全学年用すべてサンプルが無料で公開されているので、中身が気になる人は、そちらをご覧になってもらえばいい(子どもに渡してみたらいい)と思います。
プログラミングドリル「1~2年の たのしいプログラミング」 無料ダウンロード
プログラミングドリル「3~4年の 楽しいプログラミング」 無料ダウンロード
プログラミングドリル「5~6年の 楽しいプログラミング」 無料ダウンロード
何となく、IT系の就職活動の筆記試験で使われるCAB・GABテストに似てますね。学年が上がっても急激に問題が難しくなるということはなく、基本的には同じようなテーマで徐々に徐々に応用が増えていくみたいな感じです。
※順序(じゅんじょ)の問題を学年ごとに並べたもの。年齢が上でもロジックを理解するために最初は小1・2から始めたほうがつまずかないと思う
子どもが解いた後の答え合わせはをドリルの後ろにある回答集を見ないで、親の私も問いて確認しています。凄く初歩的なところで引っかかると答えがあらぬところにいく感じとか、日本語(指示)が適切に理解できる必要があるところとかは、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』で有名な新井紀子さんが以前から言ってる読解力大事っていうのと繋がるよなーと思いながら、子どもが間違えた箇所を眺めて、引っかかるところがどこにあるかを考えています。
そんなわけで(どんなわけか)、うちの子どもはつまんないって言っていないし、採点しているとどんな指示が理解できないかの子どもの癖が分かるし、紙だからPCがなくても大丈夫なので、どういう目的で使うかは人それぞれですが、我が家としては買って良かったなという結論です。
ちなみに、今見てみたらすべてAmazonでも在庫がありました。時々なくなるみたい(それだけ売れてる?)。
以上、お願いがあったので書いてみた、"周りの方への紹介文"です。
しかし、公式アカウントさんのあのTweet、あんなに絵文字の入ったTweetは久々に見ました。うちの母親が送ってくるメールに似てる。何か一所懸命だなって思いました。