斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

保護者面談で先生から「何か伝えておきたいことはありますか」と質問されたので「過程をたくさん褒めてください」と伝えておいた

この前、保護者面談がありました。

私の中では、保護者面談は、親が子どもから聞いている子どもの学校での生活と、先生が認識している子どもの学校での生活とに、どれくらいの差があるのか、差があるとしたら何が原因かの手がかりを確認する場所と整理しています。

今回も、先生が認識している子どもの交友関係と学校で過ごしていることを子どもから聞いていることとの違いを確認したりしつつ、家庭で気をつけていることや最近新しく始めている試みを先生にインプットしたりしておきました。

最後に先生から「何か伝えておきたいことはありますか?」と質問されたので、「頑張っている過程を、たくさん褒めてください」と伝えておきました。意図としては、日本人は平均的に褒めない傾向があり、それは学校でも同じであるため、ちょっと意図的に褒め成分を増やすぐらいのほうがちょうどいいという考えかがあるのが一つ。結果を褒めるより、プロセスを褒めるほうが成長に繋がるというのはよくある話ですね。

子どもと先生の関係性と自己肯定感には相関関係があるという調査もあり(以下は大阪の子どもに対する調査)、

f:id:topisyu:20160413025816p:plain

※『子どもの自己肯定感の低下を防ぐ要因はなにか』(阿部 彩、首都大学東京)

子どもは褒められていれば教師との関係は良いと認識するだろうということも考慮してます。今回の担任の先生は少し厳しい先生という情報も耳に入っているので、それも踏まえて。

なお、子どもには担任の先生の必ずしも良くない情報はインプットしないように気をつけています。相手に問題があると先入観を抱くと、そういう目線で相手の言動を捉えてしまうことはありがちですし、お互いに良い関係であると認識していたほうが良い影響はあるので。

以上、保護者面談でした。