察してコミュニティにおいて最強最悪の問いかけは「私が何を言いたいか、分かる?」ですよね。
この問いかけに対し、「分かる」と答えたら、「じゃあ、何を言いたいか言ってみて」というのが次に来て、「○○では?」と答えて、当たっていれば「分かっているなら、何で私にこんなことしたの?」と詰め寄られ、仮に外れていれば「なんだ、やっぱり、分かってないじゃん」となります。そもそも、「分からない」と答えたら、逆鱗に触れ「ひどい!」と返されます。つまり、どう答えようが詰んでるわけです。
「私が何を言いたいか分かる?」が出た時点で、ほぼこちらを糾弾する気は満々ですから、とにかくその場をどうにかしたいなら、「分かってはいたものの、私自身の怠慢により上手くできませんでした。ごめんなさい。次からは決してしないようにします」とか言って、後は、言われるがままにサンドバックになったという経験がある人はいらっしゃるかと思います。
この話はこのぐらいにして、我が家で「私が何を言いたいか、分かる?」と問いかけたら、子どもたちは「わかるー!」と答えます。続けて私が「では何を言いたいの?」と聞くと、「わたしのことが好きってことでしょ!?」と答えるので、私は「違うなー」と言って、子どもたちは「え、違うの?」と言うので、「正解は「あなたたちのことが”大”好きって言いたかったの!」と言って、子どもたちをギュッと抱きしめて、この問答は終わります。(子どもが「大好きってことでしょ」と答えたら、「何で、私が言いたいことを分かるの!? エスパーなの??」と私は返します。)
要するに「私が何を言いたいか、分かる?」を使ってイチャコラしているわけです。もう何回やったか覚えてないぐらい。非常に楽しいです。
以上、ノロケでした。