斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

モンスター・ペアレント候補はたくさんいても、一線を超え続ける真のモンスターはそうそういない

最近、私生活というか、親としての活動が何かとあって、ブログを更新していません。別に何も書かなくてもいいんですけど、最近思ったことをちょっとだけ書きます。

モンスター・ペアレントという言葉が使われ始めたのはもう随分前のことで、今時は誰に聞いても大体通じますよね。モンペといえば、羽織るものより、恐れるものと思い浮かべる人のほうが多いはず。

学校行事や何やらで他の親と接する機会があると、先生たちに関するちょっとした不満が飛び出てくることがあります。その不満にはさもありなんというものがある一方で、子どもの気持ちを忖度(そんたく)しすぎて、学校側に何か瑕疵があるとしているものもあります。子ども可愛さに学校を悪者にするもの。これが結構あって。

そういうときに、「お、この人はモンスター・ペアレント候補かな」と思うんですけど、実際にそういう人は不満を学校には直接ぶつけなかったり、ぶつけたとしても一度切りでそれほど執拗じゃなかったりします。「モンペって言われるかもしれないから、これ以上は止めておく」って遠慮することもあったりして。

真の意味でのモンスター・ペアレントというのは私の感覚ではそんなに多くないんですよね。自己中心的で、一線を超えたアクションを取り続けるような人。

親が抱える不満・不安は、3割ぐらいは先生に共有しちゃってもいいというのが個人的な印象なんですけど(採用や反映されるかは別として)、それを伝えるのがモンペ扱いされるんじゃないかって、萎縮している人は結構いて。

ある概念が問題だと共有されれば、抑制的な方向に振る舞おうとする傾向は今時よく見かけるんだけど、"モンスター・ペアレント"もその一例になっている気がします。

以上、雑感でした。