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斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

生活のダウンサイジングの難しさ ~一時の甘い蜜と習慣の罠~

読み物 生活の知恵 ニュース

たまたまこのサイトを見かけて、

「天地真理」が激白! 「柳沢きみお」も瀬戸際! 誰でも危ない「老後破産」の共通項を検証する|矢来町ぐるり

生活のダウンサイジングは難しいよなぁと改めて思いました。 

 

著名人二人の例が失礼ながらあまりに面白いので読後の印象としてはこちらに引っ張られがちですが、冒頭での、

老後破産に陥る人は、一般企業の正社員だった人も多い。それなりに恵まれた家庭環境で育ち、大学も出た人が少なくないのです

(中略)

そういう人は、自分がリストラされたり、熟年離婚せざるをえなくなったりしたとき、“恥”だと感じて周囲や友人に言い出せません。20代、30代ならともかく、40代や50代で今までの不自由のない生活からグレードを下げなくてはならなくなっても、周囲に同じような境遇の人はおらず、話しづらい。それを引け目に感じ、友達づきあいも減ってしまうのです

こちらの例については、自分にも思い当たるフシがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。こういう浪費しがちな人を自業自得だと切って捨てるのは簡単ですけど、一度浪費の味を覚えるとなかなか元に戻るのは大変なんですよね。

 

お金を使うことでの自己実現、ストレス解消、見栄

お金を使うのはとにかく楽しいんですよね。

買ったものによって自分が出来上がるというところがあるので、一つは自己実現的な要素がある。買ったものを部屋に飾ったり、人に見せたりとかはそういうもの。

苦労した分お金をばばーんと使うことでのストレス解消もあります。海外旅行に行ったり、ここからここまで全部頂戴とか。

そして、自分がこれだけお金を持っているからという見栄を張るためのもの。もっぱら、周りのレベルに合わせるためですね。

ただ、こちらの方はまだ何とかなる余地はあるんですよ。これらより、一旦生活水準をあげちゃったものをダウンサイジングするほうが難しい。

 

生活のダウンサイジングの難しさ

生活のダウンサイジングというのは、生活に関わるコストを下げることです。例えば、高級マンションに住んでいるのを少し賃料が低いところに移ったり、外食が多めだったのを自炊を増やすとかですね。

全体的に少しずつ下げればいいのでは?と傍からは簡単に言えるんですが、一旦楽を覚えたり、お金をかけた生活の快適さを味わうと、これがなかなか難しい。これは、お金がある人でもお金がない人でも同じです。お金がない人が更にない生活に下げるのもなかなか辛いものがある。

例えば、普段Banana Republicで服を買っている人がGAPにしてどうなのかとか。更に卑近な例で言えば、普段UNIQLOで服を買っている人がGUの服で満足するのかとか。それぞれブランドの目指すものが違うのでそう簡単じゃないですけど、あくまで例として。

長いことそのお金に見合った生活に慣れ親しんでいると、それが習慣化してしまって、習慣を変えるのが苦痛に感じちゃうんですよね。

 

付き合う友達を変える、ストレスをなくす、他のところで自己実現、安くて良い物を探す

じゃあ、浪費しないのは無理かと言えば、できることがないわけではありません。

まずは、見栄をはる原因に対しては付き合う友達を変えることですね。お金を出すことに張り合う友達ではなくても、お金に関わらず仲良くなってくれる人はいますから。

後は、お金を使いたいという欲求が生まれるストレス源をなくすこと。仕事を楽しくしたり、家庭環境を改善するということですね。そして、お金を使わなくても自己実現できるようにする。持ち物ではなく、中身を磨くというか。

最後に、ダウンサイジングをする時に苦にならないように、安くて良い物を探す労を厭わないことですね。自宅から駅までタクシーに乗っていたのを同じ区間のバスにするとか。まあ、こういう労をなくすためにお金を使うところもあるので、そう簡単ではないのですが。

 

締め

お金を気軽に使ってくれる人がたくさんいると経済が回るので、あまり節制して欲しいとは思わないんですけど、これが極端になって、老後破産したり、介護貧乏になると、これはこれで経済的損失は大きいんですよね。回復不可能なぐらい底に至ってから、その人を引き上げるコストというのは相当かかるので。

では、お金に困らない生活をするために節制をしようとしても、それが楽しめないと長持ちしません。お金を使わないと発散できないストレスができるだけ生まれないようにして、お金が入っても生活水準を極端に上げないようにする(お金を使うことを習慣化させない)というのがポイントかなと思います。

人生がときめく片づけの魔法

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※ときめくものだけ周りにおこうというのは重複を減らすなど浪費をしないことにも繋がる。