斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

もしおおかみこどもの花が発言小町で相談したら

昨日無事TV放映されたので、昨年夏より温め続けていた、『もしおおかみこどもの花が発言小町で相談したら』をやります。元々、登場人物全員でやろうと思ったのですが、花メインで物語が展開するほうが楽しめると思いますので、花が相談したらということでやります。去年時点で思いついたものはあまり面白くなかったこともあり、ベースにしながら書き直しています。

※おおかみこどもとの雨と雪が嫌いな方、まだ見たことがなくネタバレが嫌な方、小町話法が嫌いな方、(追記)そもそも花が小町で相談するのがおかしいと思う方はそっ閉じを推奨します。(追記)あと、topisyuはアニメしか見ていません。

おおかみこどもの雨と雪 (1) (カドカワコミックス・エース)

※アフィリエイトではありません。

 

出会い編

タイトル:これって恋でしょうか

トピ主名:花

本文:はじめまして、花と申します。ここで相談するのは初めてなので、不作法があればお許し下さい。

初めに、簡単に私のことを紹介します。私は現在某国立大学に通う学生です。父が他界し、頼るべき親族もいなかったものの、幸い奨学金をいただくことができたため、一人暮らしをしてアルバイトをしながら大学に通っています。

相談は、大学の講義で出会う男性についてです。その人は、他の学生と風貌や振る舞いが違っていて、いつも襟首の伸びたシャツを着て、一心不乱に先生の仰ることをノートに書き綴っています。

学生の中には、講義中に異性と話すことに夢中な人がいる中で、教科書も開かずに先生の意見を真摯に聞いているその姿勢に、最近、目を離すことができなくなってきました。

これって恋なのでしょうか。今まで、こういう感情を抱いたことがなかったため、自分でははっきり分かりません。

「いつも背中を押そうとする」コマッチャのレス:それは恋ですよ!

花さん、それは恋ですよ。恋に間違いありません。いいですね!青春ですね!!

今まで恋をしたことがないということですが、花さんが恋に、そしてその男性に興味があるのは明らかです!

まず、周りの異性がいちゃいちゃしているのが目につくんですよね?そういうのが気になるのは、自分もそういうことをしたいなと思っているからなんですよ。

その男性についても同じです。ただのどうでもいい人なら、襟首まで注意は向きません。きっと花さんの深層心理に、「このちょっとしっかりしていない人を支えたい」という気持ちがあるから、そういうところまで気になるんです。

ということで、これは間違いなく恋です。私が勝手にゴーサイン出しますんで、一気に突撃しちゃって下さい。

いいな~、青春だな~~。私も夫のことを同じように新鮮に見たい(笑)

「道を外れることを許さぬ」コマッチャのレス:学生の本分は勉強です

花さん、お父様を亡くされたとはお辛い経験でしたね。更に、アルバイトをしながら、奨学金をもらって勉強されているとは、最近は見かけなくなった真面目な学生さんですね。

厳しいことを言うようですが、そんな男性にうつつを抜かしている暇はないというのが私の回答です。

アルバイトをしながらの通学というハンデを持っているのに、みなりもしっかりしていないだらしない男性と付き合って、今の生活を維持できるんですか?

学生の本分は勉強です。そんな男性のことは気にしないで、これからも勉強を続けましょう。お父様もそんな花さんのことを誇りに思うはずですよ。

花のレス:レスありがとうございます。

回答ありがとうごいます。こんな曖昧な相談なのに、お二人ともまるで友達のように(友達はほとんどいませんけれど)、私のことがすべて分かっているようなアドバイスに驚きました。

アルバイトをしながらの通学は確かに大変です。けれど、私の中ではこの気持も大切にしたいと思っています。

先日とうとう声をかけてしまいました!最初は「学生ではないのに授業を受けているのが迷惑なのか」と警戒をされてしまいましたが、「教科書なしだと難しいので一緒に見ませんか?」と伝えたら、次から隣で講義を受けることができるようになりました!!

彼は私と同じで両親がおらず、一人で東京に出て暮らしているそうです。

彼のことを考えると胸が暖かくなります。一緒にご飯を食べたい。一緒に並んで本を読みたい。一緒にただ歩きたい。

今でも十分幸せなのに、ついつい欲張ってしまいます。学生ですから、勉強は疎かにせず、彼との関係を近づけられたらいいなと思っています。

ちなみに、講義はギリシャ哲学です。

「道を外れることを許さぬ」コマッチャのレス:あ~、いわんこっちゃない

アドバイスしましたよね、彼は止めた方がいいって。やっぱり、私の言ったとおりじゃないですか。彼はだらしない人。

学生でもないのに授業に潜り込んでいる男性と付きあおうとするなんて、考えるだけで一番最悪の選択肢です。

たぶん、花さんが好きなのは彼ではないんですよ。自分と同じ境遇の仲間が欲しいだけ。それは本当の愛情とは言いません。

恋なんて病気ですから、今は体温が高くて浮かれてるだけです。病気が治ったらきっと一気に後悔の念で押しつぶされますよ。

戻るなら今のうち。

花のレス:ありがとうございます。

皆さん、レスありがとうございます。私は、父から花という名前を貰いました。これは、庭先で自然に咲いていたコスモスを見た父が「花のようにいつも笑顔でいてほしい」ということで付けてくれたものです。

私は何があっても笑顔を絶やさないつもりです。それが私の最大の長所だと思っています。

これで相談は終了させて頂きます。本当に皆さんご親切にありがとうございました。

 

出産・育児編

タイトル:もう限界です。

トピ主名:花

本文:5年ほど前にここで相談した花と申します。

以前のトピを見つけられなかったので、簡単にご説明すると、大学で同じ講義を受けている男性に恋をしてしまったという相談でした。

今は、その男性と結婚し、二人の子供が生まれ、大学は休学しています。

二人目が生まれた直後に夫が不慮の事故で亡くなり、現在は夫が残してくれた数少ない貯金で生活しています。

何とか、数年間やってきたものの、こういうとお叱りを受けるかもしれませんが、このまま東京で子育てするのに限界を感じています。

まず、住環境面では、子供の夜泣きがあり隣人との関係はあまりよくなく、大家さんからも苦言を呈されることがありました。夜中に子供をあやすため外に出るのも、人の目が気になりました。

次に、教育面でも、子供が元気な盛りで一人で二人の世話をするのが大変です。諸事情により、家庭内分娩をし、定期検診を受けず、幼稚園に通わせていなかったところ、児童虐待なのではないかと通報されてしまいました。(児童相談所は何とか追い払うことができましたが、また来るかと思うと不安です。)

(続きます。)

花のレス:続きです。

収入面では、夫が年金に未加入であったため遺族年金が受給できず、児童扶養手当だけでは限界があります。生活保護の申請をしようかと考えています。

こういったことから、5歳児と4歳児を抱えて、東京で親子三人で暮らすのには限界を感じています。

思いきって、夫が暮らしていたというある地方で暮らすことを考えています。その方が子供ものびのびと生活できると思うんです。

どんなことでも結構ですので、ご意見頂けばありがたいです。

「淡々とアドバイスをする」コマッチャのレス:まずは1つずつ解決を

まず相談文を拝見して、すべての問題を同じように考えていることが気になりました。

住環境の話は過去のことですよね。5歳と4歳であれば夜泣きもまずないでしょう。近隣住民についてはお互い様ですし、子供が禁止という住居はないはず。これは気にしなくていい点。

教育は、諸事情があるにせよ、最低限の検診も受けていなければ児童虐待にとらえられても当然。これは、地方にいけば何とかなることではなく、どこでも同じことです。

収入面は、田舎暮らしがいくら生活費が安いからといって、シングルマザーが子供二人抱えて、周りと上手くやっていきながら生活するというのはなかなか大変なものです。

お金で不安があるなら生活保護をまずは考えて、子育てに関しては親族や信頼できる人と連携することも考えられたほうがいいのではないでしょうか。

恐らく、嫌なことが積み重なって、一気に問題解決をしたいという気持ちになっているのではないかと推測します。

どこにいっても問題は起きます。一つずつ解決していき、どうしても乗り越えることができないことが分かった時に最後に決断することをお勧めします。

「丁寧な暮らしを実践する」コマッチャのレス:田舎暮らし、お勧めですよ~!

早期リタイアし、夫ととある田舎で自給自足の生活をしています。

トピ主さん、田舎暮らしを考えていらっしゃるそうですが、絶対にお勧めです。

私はここの生活はまだ半年程度。でも、もう都会に戻れる気がしません。水は美味しいし、空気も清々しいです。

何より気持ちがいいのが、田舎の人の心の暖かさ。若い人が少ないからなのか、何かイベントがあると毎回呼んでもらえます。

自分で手を加えた家で、自分の手で作った食べ物を糧とする。田舎で済むことで、私は丁寧な暮らしを実現することができました。 

「道を外れることを許さぬ」コマッチャのレス:覚えてますよ

私が付き合わない方がいいと言ったのに、アドバイスを無視した花さんですよね。

すべて私の言った通りになりました。別に予言が当たっても嬉しくないですけど、どうですか、今のお気持ちは?付き合わなければ良かったと後悔していませんか?

5年間経っていて、子供が5歳児と4歳児ということは、付き合ってすぐに妊娠したんですね。避妊をしなかったということですね。そして、計画性なく年子を産んだ。あなたもあなたなら、夫も夫。人間ではなく動物。

不慮の事故で亡くなったというのは本当ですか?もしかして失踪したとか??どちらにせよ、妻子を残して、貯金は僅かしか残さないとは、甲斐性がない男だったということでしょう。

今の花さんが置かれている環境は、身から出た錆。すべて、ご自身が選ばれたことで、苦境は自業自得で同情の余地はありません。

田舎暮らしでも好きなことをすればいいじゃないですか。お得意の上っ面の笑顔で地方の人が優しくしてくれるといいですね。 

花のレス:レスありがとうございます。

まさか、当時のトピを覚えていらっしゃる方がいるとは思いませんでした。確かに、今の状況は身から出た錆です。私が悪いんです。

私は、夫との間に生まれた、この我が子を、夫のように立派に育て上げることが使命と考えています。夫もいつもそう言っていました。

東京での生活は、お金の面だけではない窮屈さを感じていました。子供が自分の選択肢を広げられるよう、親の勤めを果たすつもりです。

皆さん、レス、ありがとうございました。こちらでトピを締めさせて頂きます。

 

締め

まだまだ延々と続きそうなので、この辺で止めておきます。野菜が上手く育たないこと、子供が事故に遭うこと、子供を学校に通わせていないことでコマッチャにフルボッコにされるといった展開が考えられそうです。

おおかみこどもの雨と雪は本当に小町向きですね。

 

もちろん、発言小町を完全シミュレートすることはできませんが、少しでもイメージが沸き、少しでも楽しんでいただければ幸いです。

 

元ネタ

念のため、内容を追えるように公式ページに記載のあるストーリーを引用紹介しておきます。

映画「おおかみこどもの雨と雪」- ストーリー

大学生の花(宮﨑あおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。やがて彼が人間の姿で暮らす"おおかみおとこ"だと知ることになったが、花の気持ちが変わることはなかった。そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新たな命が生まれる。雪の日に生まれた姉は≪雪≫、雨の日に生まれた弟は≪雨≫と名づけられた。

雪は活発で好奇心旺盛。雨はひ弱で臆病。一見ごく普通の家族だが、生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、≪おおかみこども≫だった。そのことを隠しながら、家族4人は都会の片隅でひっそりと暮らし始める。つつましくも幸せな毎日。しかし永遠に続くと思われた日々は、父である"おおかみおとこ"の死によって突然奪われてしまった―

取り残された花は、打ちひしがれながらも「2人をちゃんと育てる」と心に誓う。そして子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらでも選べるように、都会の人の目を離れて、厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住むことを決意した。

花の決断と、《おおかみこども》との新たな生活

そこで花が選んだのは、山奥にある築100年のおんぼろ古民家。おてんばな雪はすぐに気に入ったが、内気な雨は馴染めない。そんな子供たちを見守りながら、花は廃屋のような家の修繕に取りかかった。その横では雪と雨が、人間とおおかみの姿を自在に変化させながら駆け回る。花の奮闘によって古民家は少しずつ輝きを取り戻し、3人の新しい生活の場となっていった。

一方で、"おおかみおとこ"が残したわずかな貯金に頼る生活には不安もあった。節約のため、花は自給自足の生活を試みる。移動図書館で自家菜園の本を借りて独学で畑を耕すが、種苗は実を結ばず枯れていくばかり。失敗を繰り返す花のもとに、里に住む韮崎(菅原文太)という老爺がやって来て、「上手くいかないなら、なぜ聞こうという気持ちがない」と言い放つ。その訪問を機に、花の家には里の人たちが折々にたずねてくるようになった。畑の野菜も、韮崎の指導のおかげで順調に育ち始める。

人目を避けて引っ越してきたはずが、いつの間にか里の人たちにお世話になっている。花は人の繋がりの不思議さと感謝の気持ちを感じていた。

それぞれの道を歩き出した雪と雨に、選択のときが迫っていた。

「人間として生きるのか」それとも「おおかみとして生きるのか」

そして花にも、決断のときが迫っていた。

2人の≪おおかみこども≫の選択をどのように見守るのか。

これで全体の5割方でしょうか。topisyuのシミュレートは1/4ぐらいまでのところですね。