斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

できるだけ嫌な話を提供してもらって栄養補給して相談事を利用して上下関係を作らない

ネットに限らず、実生活でもよく相談を受けることがあるんですが、そういう時に気を付けているのは、相談者とアドバイザーという明確な上下関係を作らないことです。

作らない理由は作るとつまらなくなるからです。先生と生徒みたいな感じで、生徒は先生の話を一方的に聞くみたいな状態になると、どんなアドバイスも喜ばれちゃうようになっちゃう。どうでもいいことも相談されるようになる。

そういう関係性があったほうがお金は取りやすいし、尊敬も集めやすいですが、それらに魅力はあっても、自分はそういうのが欲しくてプライベートで相談事を聞いているんじゃないんですよね。世の中の嫌なエピソード、複雑怪奇な話を愛でたいというのがあるのと、可能なら自分の手で解きほぐしてみたいんです。

では、上下関係を築かないように何をしているかというと、

  • 相手が欲しい相談の方針を確認してからアドバイスををする(傾聴が欲しいのか、背中を押してほしいのか、突っ込まれたいか)
  • 命令をしない
  • 相手が年下であろうと敬語を使う、敬意を示す、誠実に答える
  • 相談内容が美味しかった時には美味しいとちゃんと伝える
  • これからも美味しい相談をして欲しいと伝える

こういうことを気を付けています。

本人に興味があるんじゃなくて、その本人が関わっているトラブルに興味があるという姿勢を見せるということですね。自分が言いたいことを言うわけでもない。アドバイスとしては欲しいものを言われたから提供するというスタンスです。

 

ということで、あまりにも不愉快で、でも自分の性格の悪さが周りに伝わってしまうからなかなか他人には言えないような、そんな王様の耳はロバの耳みたいな話がありましたら、etsuko.topisyu@gmail.comまでご気軽にメールください。心の奥底に燻るものをどこかに何かを吐きだした時の爽快感は少しは味わえると思いますよ。

相談を介して誰かに認められたい、包まれたいという気持ちを得たい人は、近場のバーにでもいって終電間際まで一人でお酒を飲むか、職場の年上の人や、いわゆる先生業をしている人に積極的にアプローチしてみるといいんでしょうけどね。

これまでの相談事への回答例を読まれたい方はこちらにまとめています。よろしければ、どうぞご覧になって下さい。なお、これの5倍以上のメールを非公開で対応しています。