斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

Twitterで他人が他人からブロックされているのを知る方法

先日書いた記事で紹介した方々がお互いブロックしているかチェックしてみたら、どうやらどなたもブロックをされていないようでした。

そんな話をネットで知り合った人に伝えたところ、誰が誰をブロックしているのかどうやって分かるの?と質問されたので、この記事でその方法について簡単に紹介します。

全然応用性ないし、手間がかかるし、誰が誰をブロックしているかなんてかなりどうでもいい情報だと思いますので、お好きな人だけどうぞ。

 

公式引用Tweetでの表記を確認する 

その方法とは、

『ある人Aさんがある人BさんのTweetをTwitterの公式引用機能を利用して紹介しているTweetをした時に、そのAさんの公式引用Tweetがどのように表示されているかどうかを、公式Twitterツールを利用して確認する』

というものです。

通常、AさんがBさんのTweetを公式引用してTweetをした場合、公式TwitterツールでそのAさんのTweetにはBさんのそのTweetの概要が表示されます。ただ、これには例外があり、AさんがBさんにブロックされている場合は、この概要が表示されません。例えば、「引用Tweetは利用できません」か「このTweetはありません」と表示されます。AさんがBさんにブロックされているかどうか分かるわけです。

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※こんな風な注意書きが表示されます。

ただし注意点としては、①あなたがBさんにブロックされている場合、②Bさんがアカウントを非表示にしている(いわゆる鍵アカウントにしている)場合、③BさんがそのTweetを削除した場合も同じような表記となります。従って、正確にAさんがBさんにブロックされているかを確認したい場合、ちゃんとBさんのTweetを見に行って表示されるかどうかを確認する必要があります。この一手間がかかる。

ということで、これは、かなり限定的な環境下で確認できるもので、手間もかかりますよね。だから、あまりこれをチェックする人はいないと思います。相当な暇人。

他の方法として、以前はAさんがBさんのTweetを公式RTしていたはずが、その公式RTがAさんのタイムラインに表示されなくなっているかを確認するというのもあります。ただ、これはBさんがブロックしたのではなく、Aさんが公式RTを解除した可能性もある上、AさんのRT状況を常にチェックする必要があることから、公式引用Tweetでチェックする方法より更に不便です。

 

ブロックの専門家、kanoseさん

自分がこの仕様を知ったのはkanoseさんという方をTwitterでフォローしていたからです。kanoseさんは、月に数回Twiterのブロックの話をされていて、しかも公式引用Tweetをよく利用されています。当然、今回紹介した仕様についても何度か言及されています。特にブロックされた後で。

そういう意味で、kanoseさんは実例を確認するのにうってつけの方です。

 

実例紹介 

削除例:樋口真嗣さん

 

ブロック例:古市憲寿さん

 

ブロック例:めいろまさん

 

ブロック例:赤城智弘さん

 

ブロック例:ちきりんさん

kanoseさんのそれぞれのTweetについて、公式Twitterツールを利用して表示させてみてください。引用元のTweetの概要が表示されないはずです。

以上本題です。以下、余談です。 

 

 

 

余談

ちなみに、

こんな風に言われたことがありますが、こちらをチェックしていただければ分かる通り、

少なくとも2015年8月18日現在までは自分はちきりんさんにブロックされていません。この人は、どうやってブロックされていると推定したのでしょうか。ちきりんさんが特に何のやり取りもしていない人間でさえ、なんでもかんでもブロックする前提に立っているのでしょうが。

こういう依頼がある随分前に、自分には2013年12月に以下の記事で、ちきりんさんとの対決をお願いされたことがあります。

はてなブロガーが待望する(かもしれない)夢の対決「トピシュVSちきりん」。: 暗い部屋

最近のホットエントリー常連としてめきめき注目を集めているブロガーが「トピシュ(斗比主閲子)」さん。釣りと炎上を左手に、トメとコトメを右手に携え、頭上に戴くはゲスパーの冠。釣り記事によるアクセスアップの舞台裏を可視化するジャンルを普及させ、ネットバラエティーの新しい楽しみ方を猛烈な勢いで拡散中です。

(中略)

ゲスパー対キャリア、ブログ上でのすばらしい応報を妄想してしまうのはワタシだけでしょうか。

依頼はブログで何度か書いている通り、条件を満たせば極力受けるようにはしているのですが、ただ、この記事のはてなブックマークコメントでもある通り、

はてなブロガーが待望する(かもしれない)夢の対決「トピシュVSちきりん」。: 暗い部屋

面白くないと思う。お互いの土俵が違いすぎてサシ飲みならともかく開けた場所で話すには会話のテンポが稼げないし、二人とも鍛えられた上で危険球を放つタイプの人ではないので望む展開にはならない。

2013/12/03 11:34

ジャンルが違いすぎて、なかなか面白いことが書けませんでした。面白くなければ読者に提供する意味がありません。そもそも、やりあうとか対決も何も、ちきりんさんはネットでは議論をされませんしね。

「話し合って決める」という幻想 - Chikirinの日記

ツイッター上でも「会話」をすることはあるけど、「議論」はしないです。ネット上で議論をしない最大の理由は非効率だからです。別の言い方では「時間の無駄だから」


140字という制限があるツールは議論をするのに向いてないし、議論の重要な前提となるべき過去の発言もどんどん流れていってしまいます。そしてなにより、議論の相手のことが全くわかりません。もしかすると相手は小学生かもしれないのです(いろんな意味で)。

文字制限のないブログでさえ真意が理解できる文章を書くのは難しいし、議論というのは「しきり役」がいないとどんどんズレてしまうものなので、遠く離れてボールを投げ合っていても、ほとんど噛み合いません。

ネットでの議論が往々にして時間の無駄になりがちな点については自分も同意見です。

相手が色んな意味で小学生なことはネットではよくあることです。自分は自分の子ども(のような年齢の子たち)と、まったくお互いの前提条件を知らない状態で、Twitterやはてなブックマークのコメントという文字数に制限がある方法を利用して、衆人環視の中で、一対一で、まともな議論が成立するとは信じていません。

なんとか言及できそうだと思ったのは、この依頼があって1年半ぐらいでこちらの記事ぐらいでしょうか。

親と子、それぞれの自立 - Chikirinの日記

堀江さんの新刊、『ゼロ』には、還暦が近くなったお母さまからの電話の話が載っています。

母が電話をかけてきて、「車が古くなった」とか「次はマーチみたいな小さい車にするつもり」だのとりとめのない話をしてきた。仕事中だったこともあり、生返事のまま聞いていたところ、突然「還暦だから赤がいい」という。「えっ? 赤って何が?」 なんの話かわからず聞き返すと、「もういいっ!」と怒って電話を切られた。


なんのことはない。要は還暦祝いに赤いマーチを買ってほしかったのだ。

対談でも話したように、堀江さんのお母さまが欲かったのは「赤いマーチ」なんかじゃありません。欲しかったのは、「自分の人生への肯定感」でしょう。

(中略)

3つめは、対談の中で聞いた「母親が、『マンションを買ってくれ、そしたら管理人をして暮らせる』と言い出したので、ちきりんさんの『未来の働き方を考えよう』にあったように、「そんなストック型の発想はやめて、自分で稼ぐというフローの発想を持たないとだめだよ」と言ったんです」という話です。

こちらは、ちきりんさんが堀江貴文さんとの対談について言及されたものです。何となく、自分が言及してもおかしくない気がしません?

ただ、これに言及して面白い文章を書くのは、かなり難易度が高いんですよね。元のちきりんさんの記事がインタビューとか本とかの抜粋をされているもので、ハイコンテキストなもの。ハイコンテキストなものに言及すると更にハイコンテキストになります。これを、読者に一から理解いただける、楽しいものにする筆力が自分にはなく、途中まで書いてお蔵入りさせました。

それでも、好事家の方であれば楽しめるかもしれないので、一応置いておきます。1年半前に書いたものであり、改めて推敲をする気もありませんから、頑張って読んでください。

 

~ここから~

ちきりんさんは堀江さんのお母さんの言動・行動についてあえて否定的には書かれていません。topisyuの意見は違っていて、お母さんの言動・行動は、親から子への典型的な依存ととらえました。

堀江さんの本を読んだわけでもないですし、ちきりんさんと違って直接堀江さんからお母様のお話を伺う機会もないので、ここからはゲスパーとなります。話からすればちきりんさんも限定的な情報から、かなりゲスパーをされているようですので、許して下さい。

ゲスパーが嫌いな方、この話はジーンとするエピソードだと思っている方には耐えられない話があるので、そっ閉じを推奨します。


子供から申し出ることを願う親

最初の赤いマーチのエピソードですが、堀江さんの反応は、察しがいい人からすると、ハラハラするものがありますよね。察しがいい人なら、還暦間近の母親から電話があり、車が古いという話を突然してきたとしたら、ああ、これは車を買って欲しいということはピンとくるはずです。還暦だから赤がいいというので、もう確定です。

堀江さんは、「はっきり言えばいいじゃないか」という気持ちだったと思いますが、こういうお願いの仕方をするお母様であることの認識はないようです。堀江さんのお母さんのように、子供に察することを求める親は別に珍しいものではありません。背景は色々あるのですが、まずは自分から申し出るのではなく、子供から申し出ることを期待する気持ちがあります。

ここはちきりんさんと同じ考えで、「私がお願いして買ってもらった!」と「息子が私をおもんばかって買ってくれた!」では、他人への自慢がてきる度合いが全く異なります。

また、第三者から申し出た体裁を取ることで、貸しを作らないという発想の人もいるでしょう。これは親子に限らずで、「私がお願いしたのではなく、あなたか勝手にしたことでしょ?」と脳内変換するタイプ。

他にも、子供が自分から何も言い出さなくても、自分のことを大事にしてくれている、気にかけているということを誘導したいという目的もあります。

更には、自分からお祝いの話をするのは恥ずかしいというのもありますね。言わないと分からない、やらない子だとは分かっているけど、還暦のお祝いぐらいは祝って欲しいという気持ち。

どれに該当するか、ミックスであるかは不明ですが、堀江さんのお母さんは直接お願いすることを得意とする方ではなさそうだと考えます。

なお、赤いマーチが目立つから他人に説明しやすいかどうかといえば、これまで比較的大型の車に乗っていた人が、(息子の金銭収入からすればそれほど高価ではない)マーチをお願いしている時点で、本当に自慢できるものかという話もありますし、マーチ自体のラインナップを見れば分かるとおりそれほど目立つ色合いではない、スタンダードなカラーだと思います。

自慢する目的がないわけでもないでしょうが、それにしたってマーチの赤はそこから多少外れる印象です。仮に、ちきりんさんの仰る通り、母親が自己肯定のために息子にマーチをねだったとして、これをジーンとするエピソードとしてとらえられるかというと疑問です。

 

変わった自分を否定する息子

還暦のお祝いなど言われる前に買って欲しいと期待していた親が、今度は直接言わないと伝わらないだろうと、投資用のマンションの購入を買ってくれという話を申し出ました。

お母様からすると大きな変化ですよね。察することを求めないようにした。そうすると息子の返事は、「ストック型ではなく、フロー型で稼いだ方がいい」

お母様がその時にどんな反応をしたか分かりませんが、その後新しい活動を始めたというのは、もうこの息子に何を言っても無駄だという諦めもあったのではないかと思います。

仮に、お母様からの要望が、「投資用のマンションを自分のお金で買いたいけど、どう思うか?」であれば、堀江さんの回答は理解できます。

でも、お母様の話は、老後楽をするために投資用のマンションを買ってくれというものです。ストック型とかフロー型とかそのレベルではない。親による子への経済的依存です。

topisyuならストック型だとかフロー型だとか難しいことは言わず、「お母さん、それは僕への依存だよ。そういうのは良くないよ。ボケちゃうよ。どうしても年金が足りないとか、事情があるなら、言ってくれたらいい。でも、僕は働いているお母さんが好きだ。いつまでもピンとしていて欲しい」と、持ち上げます。

完全デジタルと、完全アナログの会話をみているようで、お母様もようやく息子さんの何たるかを理解して、もう頼ることを諦めたと受け止めました。

親から子への依存を叩ききるという目標設定であれば、堀江さんの行動は理解できないことはありませんが、赤いマーチを買ってくれ、投資用マンションを買ってくれなどというのは、典型的なたかる親の行動です。諦めたけれど、何かの機会があればまたお願いしてくる可能性があるのではないかとゲスパーします。

例えば、子供の結婚に反対するはありそうですよね。孫は見たいけれど、息子の金が妻という他人に流れる可能性があるわけですから。親から子への経済的な依存エピソードは枚挙に暇がありませんが、一応発言小町から紹介しておきます。

(注:紹介しようとした小町のトピは保存されていませんでした。)

たぶん、堀江さんが発言小町で相談したら、依存されてるが5割、トピ主さんは気が利かない人ですねが4割、お母様の気持ち分かりますが1割ぐらいだと思います。

~ここまで~

 

オチがキレイに出来上がっていませんね。あと、今は使っていない言葉もあるし、話のポイントも分かりにくい。相変わらず、これを読者に楽しめるように仕上げる筆力は自分にはない。

ただ、改めて読み直すと、先ほど紹介した通り、

現実の事象を読み解くという姿勢は共通しているにもかかわらず、一方は個人的な問題解決という方向へ、一方は新しい社会を切り開くという方向へと論が展開されてゆく傾向にあると考えられます。

自分はとことん個人的な問題解決が好きなんだなと思いました。読者は面白くないでしょうけど、自分は面白かったです。

 

ああ、そうそう、やまもといちろうさんについて。やまもといちろうさんについては何度か言及いただいています。例えばこちらでしょうか。

イケダハヤト師、ユニクロパステルチェックシャツの楠正憲さんに煽られる: やまもといちろうBLOG(ブログ)

 先日、トピ主さんにブログで盛大にユニバレを果たし敢然と画像つきで指摘されるという大技を繰り出したヤフー楠正憲さんですが、今度はツイッター界のセクシーキャラとして際どい炎上劇を日々演出するイケダハヤト師を煽り話題となっております。

ヤフー勤務、政府CIO補佐官、大学講師 楠正憲が着るユニクロのクレイジー・ダブルポケット・フランネルチェックシャツ
http://topisyu.hatenablog.com/entry/uniqlo

 それにしても、トピ主さんの繰り出す「トメトメしい」という単語は、姑姑しいという味わい深い意味合いを感じさせ、実にエレガントな表現ですね。一度、使ってみたいと思います。

トメトメしいことをお褒めいただいています。 

これまで、やまもといちろうさんへのこちらからのしっかりした言及はたぶんないんじゃないかと思うんですが、お互いに多人数子育てをしていて、子どもの年齢も近いですし、やまもといちろうさんは子育てについては一家言あるので、ちきりんさんに比べて何がしかのやり取りは発生する可能性は高い気がします。

 

最後に"はてな界隈の有名人"への言及について。これは既に何度か言及したことがあります。idコールの数は数えきれない。本記事でもkanoseさんを出しています。

 

こちらからは以上です。そんじゃーね!