この発言小町がスゴい!2015年版をまとめつつ、現実逃避にTwitterを見たら、
おまえら嫁姑問題と板挟みになってオロオロするだけの無能ポンコツ夫と糞トメ糞コトメに復讐していく嫁子のドラマが見たいわけ?私は見たいです! / “女が主人公のドラマは恋愛の事しか出てこない!女の頭の中にはそういう事しかないの?→姉…” https://t.co/15kKHThwvC
— くっきーMETAL (@kukkyx) 2016年4月30日
こんなTweetとTogetterのまとめを見かけました。
我が家にはテレビがなく、ドラマを見る機会がないので、今どきの女性が主人公のドラマは恋愛の事ばかりで、作っているのは男性かどうか知りません。気になったので調べてみました。
※原作は少なくとも恋愛ものではありません。
調査方法
調べる対象は、この春の民放ドラマ22本です。このうち女性が主人公のものにおいて、①内容が恋愛ものか、②作っている代表である脚本家が男性かどうかをチェックしてみました。チェックに利用したのは、こちらのまとめです。
【春ドラマ】2016年4月スタートの 民放 新ドラマ一覧 - NAVER まとめ
調査結果
- 重版出来! ①恋愛ものではない、②女性
- 毒島ゆり子のせきらら日記 ①恋愛もの、②男性
- 早子先生、結婚するって本当ですか? ①恋愛もの、②女性
- ドクターカー〜絶体絶命を救え〜 ①恋愛ものではない、②男性ほか
- 私 結婚できないんじゃなくて、しないんです ①恋愛もの、②女性
- 不機嫌な果実 ①恋愛もの、②女性
- その「おこだわり」、私にもくれよ!! ①恋愛ものではない、②男性
- 朝が来る ①恋愛ものではない、②女性
22本中8本で女性が主人公でした。そのうち恋愛ものっぽいのは4本。4本のうち脚本家が男性のものは1本でした。
なお、恋愛ものかどうかの判定はざっくりとストーリー内容から判断していますが、仮にすべてが実は恋愛ものだとしても、8本の作品のうち女性脚本家によるものは5本で、女性脚本家のもののほうが多い。
感想
年度によっては傾向が違うかもしれませんが、少なくとも今の春ドラで、女性が主人公のドラマは恋愛の事しかないというのはそうでもないだろうし、それを作っているのが男性だとするのは、そんなこともなさそうです。作っているのを脚本家に限定しなければもちろん制作現場には男性が多いでしょうけどね。
ということで、イメージだけで、女性が主人公のドラマはこうだろうと語ったり、そのイメージを男性批判に利用するのは、どちらも筋悪っぽい可能性があります。
なお、私も「嫁姑問題と板挟みになってオロオロするだけの無能ポンコツ夫と糞トメ糞コトメに復讐していく嫁子のドラマ」は見たいです!
余談
カクヨムで書かれていたインナーペアレント、面白かったですよ!