斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

祖父母から戦争の話を聞くのも楽しかったけど、どうやって子育てをしたか聞いておきたかった

私は子どもの頃、祖父母の話を聞くのが好きでした。祖父母は戦前生まれでしたから、当然話には戦争が絡んできます。苦労の連続ではあったものの、生存者バイアスもあるのか、本人たちが嬉しそうに話すので、こちらも楽しく聞いていました。

 

今は祖父母は全員亡くなりました。これまで亡くなったことを悲しんだり、あれをしておけばよかったと後悔したこともありませんでしたが、

接点がないのは死んでるも一緒 - 斗比主閲子の姑日記

最近、自分が子育てをしていて「私の親をどう育てていたかをもっと詳しく聞いておけばよかった」と思い始めました。

 

祖父母からは、子ども(私の親)の学費を稼ぐのに苦労をしたという話は何度も何度も聞いていました。

しかし、子どもは何人欲しいと思っていたのか、母乳育児で苦しんだことはあったのか、絵本の読み聞かせはしていたのか、子どもをどのようなポリシーで叱り、褒めていたのか、勉強はどうやって見ていたのか・見ていなかったのか、そろばん教室などには通わせていたのか、叩くことはあったのか・どれくらいの頻度だったのか、子育てをしていて嬉しいことはあったのか……みたいな詳しい話は聞いたことがありませんでした。

 

子育ては親から自分がされたやり方に大きく影響を受けます。歴史を知れば人間が分かると言いますが、自分の親がどう育てられたかを知ると何が自分に引き継がれてきたかが分かります。

虐待の連鎖絡みで読んだ本で、

「お母さんは自分を生きていない、お祖母ちゃんを生きている」

子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫)

子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫)

 

という言葉がありました。親がどのように育てられたかを知ることで、親を客観視する機会も得られます。

 

私は、私の両親がどう育てられたかを祖父母から直接聞くことはもうできません。私の両親には、私をどう育てたかを私の子どもたちにいつか話してもらおうと思います。

広告を非表示にする