斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

妻を亡くした人がディズニーに行くのがイヤな人は、たぶん「"自分が"辛い状況がある中で"他人が"楽しい思いをする」のがイヤ

このTweetを見ました。

ネットでよく見かける光景ですね。 

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)

※USJの復活エピソードは面白い。


私は、こういうことを叩くのは、本人が辛い状況で楽しめていないので、他人が辛い状況なのに楽しそうにしているのが、許せないからだろうなと考えています。

自分の現状に対する鬱憤があるけれど、どうしようもない。そんなときに、他人が辛い状況なのに楽しんでいるのが目に入ると、自分への攻撃に感じてしまう。攻撃だから、自分が被害者であり、相手は加害者なので、いくら"反撃"してもいいと考える。加害者の被害者性というやつ。

 

今は昔に比べて、著名な人の言動が目に入りやすいですし、一方で可処分所得は減り続けていますし、個々人の意見も言いやすい。つまり、現状に不満を覚えている人は多く、そういう不満を抱えている人が不愉快に思う言動は目に入りやすく、不満を口に出しやすいということ。

口を開けば他人の悪口みたいな状態なら、他人は変えられないですから、自分の生活環境をどうにか改善したいですね。周りにそういう人がいたら「大丈夫?」と話を聞くところですね。