この日記は、姑に子どもを預けられるまでの、それまでの姑との思い出を語るものです。
以前、本Blogでこんな釣り相談を書きました。
トピを開いていただきありがとうございます。トピ主さくらです。
我が家は夫の両親との二世帯です。義理の両親には私が仕事で帰りが遅くなるときに子供を幼稚園まで迎えに行ってもらうなど頼りにしています。
ご相談は、2人目の出産祝いについてです。出産を機に辞めた元の会社の上司から結婚祝いに何が欲しいか聞かれたが、第一子で一通りの物が揃っているから特に今のところ必要な物はないと断ったと義母に雑談っぽく話したところ、義母が突然怒り出して、「なぜ、貰えるものを貰おうとしないのか!費用はいくらぐらい?数万円でもいい??それなら、私たちが赤ちゃんを見るために二階への行き来がしやすいよう、階段の手摺りの工事をしてもらえばいい!」と言い出しました。
自宅に手摺りを設けるのを会社の元上司にお願いするなど非常識ですと伝えたのですが、「どうせ、子供に還元されるものなのだから、同じではないか!」と取り付く島もありません。
夫は、「母さんの言うことも一理あるな。上手く○○さん(元上司)に話せないものかな」と言っています。
私が非常識なのでしょうか。
これは、実話をベースにしたと書きました。何が実話かというと、姑が「会社の人間に出産祝いで手すりを買ってもらえば」と言った点です。それ以外は全て創作です。
最初この発言を聞いた時は耳を疑い、「このおばさん、まともに働いたことがないとは思っていたが、ここまでズレていたのか」と頭を抱えました。
ただ、ここで絶句してはダメだと、姑の顔色を伺いながら「さすがに、職場でそういうお願いをするのは厳しいですかね。そもそもお祝いの品って祝いたい人が選ぶことが多いものですし、それをこちらが指定した上で、しかも、手すりとなると、出産祝いの品としてはちょっと離れすぎて違和感があるかも。代金がいくらかも分からないし、その支払いや業者の選定なども関わってくると、それに会社の人を絡ませるのはややこしいですしね。結果現金になっちゃいます」と説明すると、思ったよりもあっけなく引き下がってくれました。少なくとも、表面上は。
うちの姑は口調が強く、信念のあるような顔つきで喋るので、ついついそのまま受けてしまいそうになるけれど、そこで怯まず、理由を話せばこちらの意見を受け入れる素地があるというのが、この手すり論争に限らず姑と話をしていて徐々に分かっていきました。
以上、姑と手すりでした。
姑に子どもを預けるまでにはまだ長い道のりがあります。