斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

姑と卵

この日記は、姑に子どもを預けられるまでの、それまでの姑との思い出を語るものです。

本日、フォロワーさんのTweetでこの記事を読みました。卵の黄身の色は、鶏が食べる飼料によって変わるものという実験です。
http://d.hatena.ne.jp/ohira-y/20130821/1377091297

これを読んで思い出したのが、姑との卵論争です。

舅が定年退職後手伝っている会社から卵を貰ってきた時の話。卵の殻は綺麗なオレンジ色、黄身の色もオレンジ色の、化粧箱に入った見事な赤玉でした。

舅は、姑の顔色をうかがいながら「美味しそうな卵だよね」と言います。ここは姑にいつも虐げられている舅をフォローするところだなと、「うわー、高級そう。これ、市販だったら高いんじゃないですか」と自分はコメント。そうしたら、姑、「殻の色は単に鶏の羽根の色の違いだし、黄身の色も簡単にコントロールできる。そんなにありがたがるものではい」とピシャリ。

舅やパートナーが沈黙する中で、せっかく舅さんが貰ってきた卵になんてこと言うんだと、こっちは完全にスイッチが入ってしまいました。「そんなことないでしょう。殻の色は地鶏系だから赤いかもしれないし、食べるもので色の差が出るだろうから、栄養価に影響は与えるはずでは?」と、それに対して、姑「この前、ラジオで言っていたのだから間違いはない」との切り返し。

こういった話になるとこじれたままで終わってしまうことが多いんでしょうが、我が家では自分が検索魔であることは周知なので(姑は姑の友人に「この人、何でもすぐに調べちゃうの。東京タワーの横を通ったら、ライトアップの色を見て、月に何回こういうライトアップがあるのかその場で調べてくれたの!」とよく自慢?しています。)、すかさず自分が検索。結果、殻の色も、黄身の色も味や栄養価にはほとんど影響がないことが分かりました。アメリカでは確かに黄身の色はレモン色だったなと思い出し、「わー、お義母さんの仰った通りでしたね。知らなかった!」と、姑持ち上げ路線に変更です。

これで解決と思いきや、姑はその後も「別に赤玉だからってありがたがる必要はないのよ」と舅の前で何度も繰り返します。舅をフォローするはずが結果余計なことをしてしまい、以降舅フォローは慎重に行うようになりました。

以上、姑と卵でした。

姑に子どもを預けるまでにはまだまだ長い道のりがあります。