斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

姑と焼き肉

この日記は、姑に子どもを預けられるまでの、これまでの姑との思い出を語るものです。

 
姑は焼き肉を外食でも食べませんし、家庭でも作りません。理由は、「焼き肉は料理ではない」からだそうです。ただ、焼いて食べるだけでどうして料理なのかと、料理好きの姑としては焼き肉が許せないようです。
 
このため、自分が家に入る前は、自分のパートナー含めて姑家族は焼き肉を食べたのは30年間で一度もなかったそうです。
 
では、「お寿司はただ切って乗せたようなものと言えますが、どうなんですか?」と聞いてみたところ、普段は食べないもののハレの席の食事としては認めているため、そういった行事用に出前でとることはあるそうです。ただし、回転寿司や宅配専門の出前寿司は使いません。近所の、顔の知れた、カウンターで握るお寿司屋さんが姑のお気に入りです。
 
話は元に戻って、焼き肉の話。自分はお肉の美味しい食べ方として焼き肉は十分料理として呼べると信じています。美味しんぼじゃありませんけど、「今度、本物の焼き肉屋に連れて行ってあげますよ」と宣言して、某所にある隠れ家風の焼き肉屋さんに一緒に行きました。
 
そこは、大将が少し変わっていて、姑と噛み合うかが心配ではあったものの、きっぷのいい大将を姑が偉く気に入り、注文しないでも出てくる、A5牛の特殊な部位に、「美味しい、美味しい」と大変満足していただけました。
 
未だに、姑は「焼き肉は料理じゃない」と言って憚りませんが、自分の顔を見ると「あのお店は良かったよね」と言ってくれる優しさはあります。
 
以上、姑と焼き肉でした。
 
姑に子どもを預けるまでにはまだまだ長い道のりがあります。