斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

何かとストレスフルな3月、4月が大過なく過ぎそうで良かった

新年度は環境が変わることが多いので、それに合わせてストレスも多めになりがちです。環境の変化=ストレス源。

新年度の新生活に上手く適合できないと、5月あたりにドスンとメンタルが落ちる事態に繋がります。天気も悪いのもあって、そこから夏まで気持ちが戻らないなんてことも全然ありえる。

梅雨

※あじさいは雨の中で見る方がいいんだけど

我が家でも、今年の3月~4月で環境の変化が大なり小なりありました。私もパートナーも新しい仕事が始まりましたし、子どもたちも教育環境がガラッと変わりました。

家族一人の環境変化であれば、その一人を他の家族がケアすればいいわけですが、家族全員がそれぞれ環境変化に相対せざるをえないと、自分のことで手一杯で、フォローも十分にはできなくなります。

一人のメンタルが崩れ、それを手一杯の人間がサポートしようとして崩れて、他の家族も雪崩のようにメンタルを崩すような状況が起きそうだったわけです。

これを防ぐために、家族それぞれが余裕を持てるように、意図的にタスクを減らしました。

具体的には、私はボランティア活動を2つ中断しました。いつでも再開できるし、自分たちが大変な時期に他人を支えるというのもおかしいので。パートナーも趣味の一つを中断しました。子どもたちも、あまり熱心ではなく続けていたスポーツ・習い事を中断しました。

これが上手くいったのか、4月の下旬になっても、家族の誰からもメンタルが不調なシグナルは出ていません。良かった。

私個人を振り返ると、新しい仕事がどうかというより、新たな人間関係に適合する必要があり、夜中や早朝の会議も増えたので、2月~4月は少し張り切りすぎた自覚があります。もうちょっと頑張ってたら、危険だった。

パートナーと子どもたちには、「今、私はかなりしんどい状況なので、私が何か言ったら、できるだけ肯定的なリアクションをしてくれると嬉しい」と伝えておいたのが良かったですね。

あ、ブログの更新頻度が下がったのもこれが理由です。

ブログやSNSやってる時間があったら、自分のメンテナンスをしっかりしたほうがいいと考えて、意図的にブログの更新頻度と質は落としました。

※1月と比べると、投稿数が激減しているのが分かる

だから、大した内容の記事は書いてないんですけど、書いた記事の半分ぐらいがホットエントリーになってました。どうやら、はてなブックマークで何か仕様変更があったっぽい。

それはそれとして、自分の負荷を意図的に下げて、環境変化に適応するように意識したおかげで、今はだいぶ余裕が持てるようになりました。

かなり前にもらった一人小町も取り上げるつもりですし、新しいモヤモヤが何かあれば、どうぞお気軽にetsuko.topisyu@gmail.comまでメールください。

今日のところは以上です。

皆さんも、どうぞお身体ご自愛くださいませ。

去年一年間も良い年だったし、今年一年間も良い年になると思う

新年あけましておめでとうございます。

突然ですが、「去年は振り返ってどんな年だった?」と質問されたら、皆さんはどう答えますか? 私は「良い年だった」と答えると思います。

社会全般では、新型コロナウイルスの終息が未だ見えず、そんな中でロシアがウクライナに侵攻し、急激に供給が先細り物価高が加速し、多くの人の生活が苦しくなった……という状態ですから、直近10年の中でもっとも波乱に満ちた年でした。

私にもその影響はあり、2月には新型コロナウイルスで一家全滅しましたし、仕事でもロシア情勢・物価高の影響はありました。家庭も万事が順調だったというわけでもありません。

そんな状況でも、「良い年だった」と思えるのは信じがたいところもあるかもしれません。でも、素直に良い年だったと思います。

というのも、社会がどうあろうが、私生活がどうあろうが、今の自分の状況を受け入れて、それで満足できるメンタリティが構築できちゃっているのがあるからです。

なので、去年も、一昨年も、「去年はどんな一年だった?」とリアルに質問される機会がありましたが、私の答えは、「良い年だった」でした。

現状を受け入れて満足するというのは、龍安寺のつくばいに『吾唯足知』と書いてある、あの概念です。『われただたるをもってしる』ということで、欲しい欲しいという飽くなき欲求を持たずに、今でも足りていることを認識するってやつです。

Know enough

※龍安寺の石庭に向かう途中にあった気がする

現状で満足するようになったのは、働き始めたころに苦しい苦しいと思い日々を過ごしている中で、どうせなら受け入れちゃった方が楽ではないかと発想を転換したのがきっかけだったと思います。

確か、お金を嫌っていたのを、お金を積極的に知った方が楽になるのではないかとか、人付き合いも無駄だと切り捨てていたのも、ある程度ゆるーく関係持っていいじゃんとか、自分が俗的だと思っていたものも受け入れるようになったはず。

思い返すと、高校生の頃によく議論をしていた友人と、「どうしたら幸せになれるか?」というのを何度か話したことがあります。友人は、「幸せは相対的なものだから、他人を相対的に低く置いたら、自分は常に幸せを感じられるんじゃないか」ということを言っていて、私も当時は確かにそうかもなと受け入れた記憶があります。

ただ、当時から何十年も経った今では、「幸せは自分が幸せだと感じる状態だから、自分が幸せだと受け入れていれば、他人は関係なく幸せでいられる」というのが、「どうしたら幸せになれるか?」の答えになります。

というわけで、私のメンタリティ的には、「今年はどんな年になると思う?」と問われれば、「今年一年間も良い年になると思う」と答えるはずです。

以上、今日書きたかったことです。皆さんの一年も良い年になりますように。

今月でこのブログが10年目に突入していることにさっき気付いて、驚いた

次の記事を読んでて、

もう読んでくれる人がいなくなって、話題にも、お金にもならない『ブログ』というもの - いつか電池がきれるまで

僕の場合は、インターネットが無くても紙の日記を書き続けたとか、同人活動や文学賞に応募し続けたとは思えないので、この時代だから書き手になり、書き続けてしまった、としか言いようがないのです。

読んでくれている人には(それが正負どちらの感情に基づくものであっても)感謝したいし、おかげで人生の退屈をけっこう紛らわせることができています。まあ、贅沢ですよね、退屈だとか言える人生というのも。

そういえば私も習慣みたいなものでブログを書き続けているなと思い、ブログカレンダーを見てみたら、今月で10年目に突入していることに気付きました。

来年7月で丸10年になるってことです。凄いですね。途方もない数字です。記事数を確認したら1373記事(この記事含めると1374記事)ということでした。月平均12記事も書いていることになります。凄い! いや、ヤバい……!!

私が知人から「ブログが趣味で、月平均12記事ぐらい書いてて、もう10年目だよ」って聞かされたら、「え、そんなに長い期間書くことあるの!?」って、ちょっとビビると思います。

世の中的には動画メディアが隆盛を極めているわけで、私も普段はずっとYoutubeばかり見てます。検索するときだって、Youtubeで検索します。Youtubeはテキストより断然情報量多いし、知りたい情報まで飛ばすのも結構簡単だし。

そんな時代にブログで毎月平均12記事も投稿し続けているのは、何か執念があるのかなって、他人事なら、そう思うはずです。

しかし、自分の立場になって考えてみると、ブログを書いている理由を一言で表すとしたら、それは習慣以外の何物でもなく。2~3日経つと「手がうずくから何か書くかなー」って、なんとなーく、文章を書き始めているんですよね。

所詮は一人で黙々とできることですし、動画ほど凝ったことは不要ですから、ハードルが低くて、慣れちゃえば継続するのはそんなに大変じゃないんですよ、ブログって。もちろんSNSのほうがハードルが低いのは言うまでもないですが。

私の場合は、考えたことを整理するのにブログって媒体は比較的使い勝手がいいってのもあって。2000字ぐらいを図表を引用しながら文章にまとめるのがちょうどいい。

ブログで書くこともネタ切れしそうで、世の中が物凄い勢いで変化しているから、その変化に合わせて自分の考え方を整理するだけで、いくらでも書くことは出てくるんですよね。むしろ、言語化作業のためにブログを使っているっていうのもある。

だから、たぶん、私が別人格で開設している動画アカウントが何か凄い人気になって複数設定の人格を維持するのが困難になる、以前から言っているようにブログが姑バレするなんてことがなければ、きっとこのままブログで何かを言語化して発信するのは続けるんじゃないかと思います。それか、体調を崩すとか。

あ、ちなみに、すでに家族バレはしてます。

これだけ長期間書いていて家族バレしないのは無理がありますね。パートナーは「もともと趣味ない人だし、続けたらいいんじゃない? 言語化したいことあるんでしょ??」みたいなノリです。たまに、Facebookとか、Twitterとかで、私の記事がパートナーのリアルアカウントまで届くと、ニヤニヤして教えてくれます。昨日は、「竜とそばかすの姫があまりに酷すぎたんだけど、ブログに書かないの?」「もう細田守作品はnot for meで目に入れないって決めたから、見ないし、書きません」みたいな会話をしました。

子どもは一番上の子は勘付いている気配はありますね。このままいけば、3年以内にはアカウントを特定されると思います。一応、そのときを想定して、子どもにバレても本人に問題ないように書いています。さすがに呆れるでしょうけど、「この人ならこういうことやっていておかしくない」ぐらいの信頼?はされていると思います。

少し脱線しました。

今後も私の拙い言語化プロセスの発信場所としてこのブログを使っていくと思いますので、どうぞ引き続きご愛顧くださいませ。また、何かモヤモヤがあったら、気軽にetsuko.topisyu@gmail.comまでメールください。

今日はこんなところで。ではでは!

色々面倒くさくなると、お風呂に入る頻度が減る

色々面倒くさくなると、お風呂に入る頻度が減る

色々面倒くさくなると、ついつい間食をしがちになる

色々面倒くさくなると、ひたすらスヌーズをセットして寝続ける

色々面倒くさくなると、無限にYoutubeの動画を見る

色々面倒くさくなると、寝る前の歯磨きを忘れる

色々面倒くさくなると、LINEの返事が滞る

色々面倒くさくなると、遅刻をするようになる

色々面倒くさくなると、洗濯物がたまる

色々面倒くさくなると、衣替えをしなくなる

色々面倒くさくなると、栄養バランスを考えなくなる

色々面倒くさくなると、似たようなものを何度も買う

色々面倒くさくなると、部屋の片付けをしなくなる

色々面倒くさくなると、楽なら少し割高なものも気にせず買う

色々面倒くさくなると、外食しがちになる

色々面倒くさくなると、同じ店で同じメニューを頼み続ける

色々面倒くさくなると、同じ服を2日・3日と着る

色々面倒くさくなると、寝る前に化粧を落とさなくなる

色々面倒くさくなると、コンタクトをつけたまま寝る

色々面倒くさくなると、お風呂上がりにドライヤーをかけない

色々面倒くさくなると、爪を切らない

色々面倒くさくなると、服のほつれが気にならない

色々面倒くさくなると、菓子パンで食事を完結

色々面倒くさくなると、Amazonのダンボールを片付けない

色々面倒くさくなると、使用済み食器が山積みになる

色々面倒くさくなると、冷蔵庫の食品が賞味期限切れに

色々面倒くさくなると、家族の様子が目に入らない

色々面倒くさくなると、振り込み期限を忘れる

色々面倒くさくなると、約束をすっぽかす

色々面倒くさくなると、クレジットカードが引き落としできなくなる

色々面倒くさくなると、スマホの充電を忘れる

色々面倒くさくなると、身近な人を雑に扱う

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答えます。

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

斗比主閲子が姑のことを書く日記なので、『斗比主閲子の姑日記』です。

ハンドルネームの斗比主は発言小町のトピ主のことで、閲子は発言小町の投稿の検閲をする中の人のネットスラングから付けています。

つまり、発言小町の住人が表に出てきてなんやかんや書いているという体のブログになります。私の夫の年収は2千万円です。

はてなブログを始めたきっかけは?

はてなブックマークを使用していたので自然な流れで、当時まだ目新しかったはてなブログを利用し始めました。2013年のことです。

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

ぱっと思い浮かんだのは2014年の次の記事です。

妊娠前から始める人もいる保活のまとめ - 斗比主閲子の姑日記

保活のまとめ記事です。「こういうの書けるんだ」と思われて、企業への寄稿記事が増えるきっかけになりました。

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

昔は義務感で、その後は目に入ったものを言語化して、そして出がらしになって、今は「待ってる人がいるかもだから書くかな」って思って書き始めます。長いことブログを書いてきたので、どんなものでも書こうと思えばそれらしいことを書けます。

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

下書き保存の記事がどれだけあるか調べる方法が見当たらないんですけど、どこかにあるんでしょうか。ざっと見た感じだと100以上はありそうです。テーマはだいたい何でもあります。

自分の記事を読み返すことはある?

時々読み返して「この人、よくこんな文章書けるな」って驚いています。過去の自分は今の自分と同じ自分ではないですね。人は常に変化をしています。

あ、そういえば、パートナーが「認知症になってその人の本性が分かるよね」と言っていたので、「脳みその機能次第で攻撃的になることもあれば、幻覚が見えることもあるよね。酷く疲れていると明るい人も暗く見えるし、人間の性格というのは不安定なものだと思うよ」と答えたことを思い出しました。

好きなはてなブロガーは?

誰だろう? 最近ちゃんと投稿されてて私が読んでいるブログを紹介しておきますね。

エメラルドシティでの輝かない生活

ネットに影響される人の日記

un deux droit

今日もシンガポールまみれ

長いことブログを書き続けていて、色んな人をお気に入りに入れてますけど、私みたいに長いこと書き続けている人は超少数派です。死んじゃう人もいれば、ネットから離れていく人もたくさんいます。

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

時価総額が100億円に満たない企業が、これだけ長い間B2Cのサービスを維持できているのはとても素晴らしいことです。大して儲からないけど、一方で、損になることもないでしょうから、あと10年持ってくれると嬉しいです。

10年前は何してた?

発言小町でトピ主をしていました。子育ても今よりはずっと大変だったので、かなり忙しい日々を過ごしていました。こんなに長くブログを書いているとは当時は想像していなかったですね。

この10年を一言でまとめると?

そこそこ良い暇つぶしができたんじゃないでしょうか。これからも良い暇つぶしをしながら、人生を食いつぶしていくつもりです。

以上、はてなブロガーに10の質問を答えてみました。人が書いているのを読むのも好きなので、自分も書いてみるかーって思った人はぜひ書いてみてください。リンク貼ってもらったり、何かで教えてもらったら、読みにいきます。

今日はこんなところでしょうか。次の記事では一人小町を書きますね。お楽しみに!

今から3年前の6月にHagexさんが亡くなられてから、ネットで誰かと接点を持つことが極端に減りました

この記事を読みました。

結局みんなキャッキャウフフしたかっただけなのか - phaの日記

今はちょっと長い文章を書く人はnoteを選ぶ人が多そう。課金もできるし。しかしそこにははてなみたいなコミュニティ感はないな、と思う。はてなのブログとブックマークが入り混じって独自のコミュニティを作っていたあの感じが稀有なものだったのだろう。

(中略)

僕の場合は、自分がわりと完成してしまった(自分のことが大体わかってしまった)のと、既に人間関係をだいぶ確保できてしまったので、そうすると書くモチベーションがそんなになくなってしまった、という感じだろうか。 

私は8年前からずっと一ヶ月に10本程度は安定的にブログで記事を書きつつも、最近は特に、コミュニティ的にはてなのサービスを使ったり、ネットで誰かと接点を持つことは非常に限定的になりました。

もともと、その時に暇潰しになるものがあれば何でも書くというスタンスですし、また、幸いにも読者に恵まれて多くのモヤモヤを送ってもらえているので、書くモチベーション自体は2014年の春頃からずっと低いところで安定していても、何となく記事は量産しています。

一方で、誰かと絡むのを極端に減らすようになったのは明確なきっかけがあり、それはHagexさんの死去です。今からもう3年前になる2018年6月24日。

福岡IT講師殺害事件 - Wikipedia

私がネットで接点があった人が亡くなられたのはHagexさんで二人目でした。一人目は雨宮まみさんです。私が初めて書いた紙の本の献本が届くはずの日に、亡くなられていることが発見されました。2016年11月15日。

雨宮まみさんが亡くなられたことを知りました - 斗比主閲子の姑日記

お二人が福岡県出身で生まれが1976年だったので、私の設定上の出身と生まれはそう設定しているぐらい、斗比主閲子というキャラが生まれるにはお二人の影響がありました。

さすがにネットに出てしばらくしてからは、ネタ切れと飽きもあって、子育てや企業分析などの身近なコンテンツを書くようになったため、2018年2月のnarumiさんとのwebラジオの中で、Hagexさんご自身が「もはや接点も影響もない」みたいなコメントをされたぐらい、書いている内容に隔たりはあったのですが。

楽しいラジオ「ドングリFM」:Apple Podcast内の272 ネットウォッチャーHagexさん、「ネットの釣り師」を語る

そんなお二人が2016年と2018年に次々と亡くなられたわけです。私はあまり人の死で悲しまないので、お二人が亡くなられたことで泣いたことはないと思うんですが、それでも、何らかの喪失感はあったんでしょうね。

特にHagexさんは他殺だったので、少し思うところもあり1週間ぐらいブログやTwitterでの投稿を停止していました。

その間、なぜか私とHagexさんが同一人物だとか、私がHagexさんの親族だとか、そういう情報が出回っていました。当時の雰囲気は、私が7/2に投稿した記事のはてなブックマークコメントを見ると垣間見られると思います。

[B! こころ] 「人間関係悪化で仕事を辞め、間もなく結婚と引っ越しを予定。今後の夫との生活に不安と不満を感じる」 - 斗比主閲子の姑日記

Haegxさんはブログ含めてかなり活発に人と交流していました。そういう意味では、はてなというサービスもとてもコミュニティ的に利用していたと思います。私も亡くなられる半年ぐらい前に久々に会えないかと連絡をもらっていました。飛行機の距離なのでお会いできないとお断りしましたが。

Hagexさんは2018年7月1日開催予定のはてなのブロガー向けイベントにも参加を表明していました。しかし、イベントはHagexさんの死去により中止になり、その後、はてなでのリアルなイベントは開催されていないはずです。

(イベント中止に関する追記あり)はてなブロガー向けイベント #はてなブログ公式ミートアップ 開催します! LT登壇者も同時募集! - 週刊はてなブログ

私はHagexさんのようにリアルで誰かと会うとか、イベントに参加するとかは物理的な距離もあって興味はありませんでした。

加えて、Hagexさんがああいう形で亡くなられたのを見たのと、亡くなられた当時にはてなに様々な改善要望を出したときのリアクションで、もう絶対に斗比主閲子として誰かとリアルで会うことはないと心に誓ったのでした。

以下、2018年当時、私の問い合わせに対する株式会社はてなから返信(抜粋)です。

また、弊社としては、削除依頼を受けたことを通知することで逆恨みにより何らかの危害が及ぶ可能性については、少なくともtopisyu様が匿名での活動を行っておられ、実名との関連付けについては相当の注意を払っておられることを鑑みましても、非常に低いものと考えております。

やり取りの中では、そもそもHagexさんの事件は事実関係がまだ分からないから株式会社はてなとしては公式には何もコメントはできないというスタンスでした。株主総会でも同様。

はてな株主総会2018レポ|栗栖義臣社長「はてなブロガー刺傷事件については裁判による解決を切に願っている。当該ブロガーへのサポートやコミュニティ運営に関しては適切な対応を行っていたとは考えている」 - スズキオンライン

その後、Hagexさんが事件の被害者だったこと、2019年12月に刑が確定したことで、事実関係はかなりはっきりしたはずですが、株式会社はてなから、この件での公式のコメントは私が知る限り出ていません。

会社として自社サービスのユーザー同士で殺傷事件が起きたことをあまり大々的に取り上げたくないというのは理解できますし、せいぜいプラットフォーマーとしてサービスを提供しているだけの企業に過大な期待を抱くものではないとは私も理解しています。はてなにとってB2Cサービスの売上は全体の中で20%ぐらいと、まったくの非注力領域なのは明らかですし。

ただ、その後、明らかにこの件に関連していくつかのサービス変更があったにも関わらず、何ら触れていないことには非常に違和感を覚えました。会社に問題があったと民事で訴えられる可能性を想定してなのでしょうが、一言あってほしかった。

【追記あり】外部サービス連携やIDコールなど、一部機能を終了します - はてなブックマーク開発ブログ

ブックマークコメントからのIDコール送信機能は、ユーザー間のコミュニケーションを促進する目的で提供してまいりました。しかし、ブックマークコメントには文字制限があること、また、自身へのIDコールに返信する機能や、ブロックやミュートなどIDコールの受信を制御する機能がないことなど、本来の目的からは不十分な部分もありました。機能改善を検討いたしましたが、リニューアルを控えた現時点で機能の追加を行うことは難しいため、一旦終了とさせていただくことになりました。 

そんなこんながあり、私はネットで、特にはてなというサービス上で誰かと接点を持つことが減っていったのでした。phaさんの記事を読んで、ここ3年間、何となく考えていたことを今回初めて言語化してみました。

今後のことは分かりません。

ただ、この数年で家庭、仕事、友人・知人との付き合いだけではなく、ボランティア活動にも手を出しているので、自分の居場所は十分に分散されていて、ネットにまでわざわざ分散する必要性がかなり乏しくなっています。

逆に言えば、私が離婚をして親権を喪失するとか、ボランティアで厄介な人間関係トラブルに遭遇するとかそういうことがあれば、積極的にネットで人間関係を築くこともあるかもしれません。

それまでは、これまでと同様に、極めて特殊で限定的な読者の皆さんとモヤモヤメールを介して触れ合うぐらいで、ネットでの人間関係は続けていくんじゃないかと思います。

今日のところは以上です。

ああ、本当に、もう3年も経ったんですね。

2020年のブログを振り返る

昨年末最後の投稿が日経平均絡みの投資の話で終わっちゃって、何か年末年始らしい季節感がなかったなと思っていたので、去年一年間のブログを簡単に振り返ることにしてみます。

初詣 @千葉神社(Chiba Shrine)

※今年の初詣はこういう光景は見られないんだろうな

例年並みの投稿数

投稿数は自分のブログに対するやる気のバロメーターみたいにチェックしています。昨年は少し少なめかなと思っていたものの、12月末が比較的多めになったため(暇で暇でたまらなかったので)、結果的には例年並みの投稿数に落ち着いていました。

この感じだとまだまだブログは続ける気がする。最近は、読み手にも書き手にも負担にならない水準として、一記事2000~4000字ぐらいに収めるように気を付けています。

f:id:topisyu:20210101013020p:plain

去年は一人小町のシェアが高め

春に緊急事態宣言が出たタイミングで、たくさん一人小町(私が一人で発言小町みたいにモヤモヤに応えるもの)を扱ったため、例年を遥かに凌駕する一人小町の掲載数になりました。35件ぐらいでしょうか。シェア3割ぐらい。

一人小町 カテゴリーの記事一覧 - 斗比主閲子の姑日記

モヤモヤメールは、大体週に1~2通ぐらいは届いているので、掲載率は5~6割ぐらいです。掲載許可が出ているものはほぼそのまま載せています。

ご気軽にetsuko.topisyu@gmail.comまでどうぞ。忘れてなければ大抵返事はします。

他に多かった記事は育児絡み、政治経済ニュース絡み

あと多かったのは、例年通りの育児絡みと政治経済ニュース絡みです。一人小町と合わせればこの3つで大体7-8割を占めているはず。

子育て カテゴリーの記事一覧 - 斗比主閲子の姑日記

ニュース カテゴリーの記事一覧 - 斗比主閲子の姑日記

私は意図的にn=1の自分の話と政治経済ニュースの話を交互に投稿するようにしていて、それがちゃんと出来ていたようです。

話す内容をあえて具体的なものから抽象的なものまで幅を広げているのは、このブログは一般的ではないので耐えられる読者だけついてきてもらえるように読者を振り落とす目的です。一般向けじゃないと書いているのに勝手に読んで勝手に怒っている人がたまにいるので、そういう人向けに親切にnot for youであることを伝えているわけです。

この記事をここまで目を通されているようなあなたはよほどの好事家であり、そういう人向けに私は書いています。いつもありがとうございます。

話題になった記事

まだまだ7年程度しかネットで文章を書いていないネット初心者として、自分の書いた記事が話題になるのは、たまたまトレンドに合ったからというのが大きいと見ています。何のとっかかりもなく、誰かの何かが読まれるというのは、本人が相当有名でもないとありえないですからね。

去年の記事で、はてなブックマーク数がそこそこ(200以上ぐらい?)ついていたものをピックアップすると大体18本ぐらいでした。時節がら新型コロナ関連や政治経済ニュースが注目されたようです。

今でもお勧めできそうな記事には★をつけます。聖マリアンナ医科大学含めた医学部入試不正はこれからも注目していきたいトピックです。

1月

今どき「母親が自分のためにつくってくれる食事が、一番いいに決まっている」とのたまう校長の高校が約40年間東大合格者数No.1なのだから、東大の女性比率の低さが変わることはない - 斗比主閲子の姑日記

医学部入試での女性・浪人への"一律の差別的取扱い"を認定した、聖マリアンナ医科大学の『第三者委員会調査報告書』は必読(ただし印刷・ダウンロード・テキスト選択すべて不可) - 斗比主閲子の姑日記 ★★

勉強なのに勉強に感じられない推理ドリル(小学校高学年向け)というジャンルが密かに盛り上がっている - 斗比主閲子の姑日記 ★

私は選択的夫婦別姓には賛成派 - 斗比主閲子の姑日記

3月

東京都はオリンピックの開催を中止できない。契約書上、中止できるのはIOCだけ(開催都市契約2020より) - 斗比主閲子の姑日記 ★

財務相「みんな銀行にお金が余っているじゃん」←No。貯蓄がない世帯は全世帯で約15%・母子世帯は約40% - 斗比主閲子の姑日記

子どもにメルカリで飽きた玩具を売ってもらうことで、値決め・在庫・売掛・客商売・物流を学んでもらう - 斗比主閲子の姑日記 ★

4月

年300人程度の殺人、年3000人程度の交通事故死が問題視されるのだから、国民の1%が死ぬなんてことは耐えられないだろう - 斗比主閲子の姑日記

5月

教科書や宿題を配って満足している学校・教育委員会は、今すぐに文科省設置のICT活用教育アドバイザーに助言を受けるべき - 斗比主閲子の姑日記

6月

天才編集者の箕輪厚介氏がコンサルで、上場おじさんが経営陣で、美容メディア「キレナビ」で会社を上場させた敏腕経営者の経沢香保子氏が社長で、シッターの親からの評価がほぼ満点のサービス『キッズライン』で、なぜ半年で二度も児童わいせつ事件が起きたのか - 斗比主閲子の姑日記

7月

「医療職は飲み会も観劇も帰省も禁止、そういうことやって感染した患者の世話だけしてろ、万が一感染したら晒しあげてぶっ叩くぞ、なおボーナス出ないからな!」 - 斗比主閲子の姑日記

9月

安倍政権の7年8ヶ月は20~30代にとって職が増え、給与が増え、株価も好調で、素晴らしい経済環境だった - 斗比主閲子の姑日記

中学受験は役に立たないのが問題ではなく、役に立っちゃうのが問題 - 斗比主閲子の姑日記

11月

私は民主主義を愛してるので都構想支持者もトランプ支持者も許容する - 斗比主閲子の姑日記

マルちゃん正麺のPR漫画の小火について、昼間に使った皿を昼間どころか夜にも洗わなくても良い - 斗比主閲子の姑日記

12月

「新型コロナ下で学校での合唱を行うか判断する基準はないのでは?」→「ある。レベル3なら感染症対策をしても行わない」(文科省。2020年9月発表「学校の新しい生活様式」) - 斗比主閲子の姑日記 ★

「そんな人は尊敬できない。お願いだから離婚して」……小島慶子さんの夫への振る舞いは私には"モラハラ"に見える - 斗比主閲子の姑日記

自民党系政治家による今年12月14日以降の5人以上の会食集 - 斗比主閲子の姑日記

あと、去年もid:toyaさんのお眼鏡にかなう記事が書けていたようでホッとしています。

2020年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something

どうでもいいはてなブックマークの話

話は変わって一昨年ぐらいから感じていましたが、去年は特にはてなブックマークがつきにくい印象でした。恐らく個人のはてなブログへの導線が公式に減っています。はてなブックマークのホットエントリーを見ていても、個人ブログが載る割合が大幅に減少してた。

一方で、はてな匿名ダイアリーはホットエントリーへの頻度が高く、

2020年のはてなブログを振り返る! 年間総合「はてなブログランキング」トップ50と「はてな匿名ダイアリー」トップ10 - 週刊はてなブログ

株式会社はてなが何を目指しているのかはちょっとよく分かりませんでした。

私はTwitterのフォロワーも5000人ぐらいいますし、記事へのリアクションはそこそこもらえているのですが、ブクマがモチベーションになっていた人からすると更新意欲が滞っているのではないかなと推測しています。

締め ~今年2021年の方針~

以上、昨年2020年の振り返りでした。そこそこ充実していましたね。良い暇潰しになりました。みなさん、お付き合いいただきありがとうございます。

来年もn=1とニュース系を交互に投稿しつつ、需要がある度に一人小町を扱っていくと思います。これまで通り。

子育ての手間が年々かからなくなっているのと、今年は政治経済で大きな動きが必ずあるので、何となく子育て絡みのn=1の記事は減って、社会経済ネタが多めになりそうな気がします。

子育てについては一区切りついたこともあって何かにまとめておきたいと思っているので、サンマーク出版やディスカバー21にでもありそうなタイトルをつけた電子書籍にでもするつもりです。お楽しみに。

年300人程度の殺人、年3000人程度の交通事故死が問題視されるのだから、国民の1%が死ぬなんてことは耐えられないだろう

今日は最近思っていることの雑感です。私のロジックが好きな人だけどうぞ。

「お前のロジックってなんだよ?」「この人だれ?」と思う人は読むのを止めてください。何度も書いているし、一般人向けじゃないようにナマハゲのロゴもつけているのに、未だに「読んで不快になったぞ! どうしてくれるんだ!!」という人がいるので、念のため。

私は過剰に親切な人間です。

f:id:topisyu:20200402044433p:plain

※モネ『日傘をさす女』。そろそろ紫外線が気になるので外出時には日焼け止めは欠かせない。

私のブログの以前からの読者であれば、私がゼロリスク信仰を好んでいないということはご存知のとおりです。

例えば、

  • どこかでn=1の児童の殺人事件があれば、全国のPTAが見回りを強化する
  • どこかでn=1の高齢者による交通事故があれば、全国の高齢者の免許取得を厳しくする

というのは、被害の大きさからすれば対応のためにかかるコストやデメリットが大きすぎると考えています。全国でやることならば、n=1で判断するのではなく、統計で判断したり、費用対効果のエビデンスがあるかを確認したほうがいい。

物の考え方は人それぞれですから、n=1でもって意思決定を行う人を私は否定するつもりはありませんし、私が否定したところで何の意味もありませんが、私個人は、社会的リソースを使うことには効率・効果を最大限に意識してもらいたい派です。人間の時間でも、物資であっても資源は無限ではありません。

全国のPTAが見回りを強化すれば親の負担が増えますし、高齢者の免許取得を厳しくすれば地方の高齢者の世話を誰がするかという問題が出る。コストを考慮した上で、施策は実行したほうがいい。その施策で苦しむ人はいますし、死ぬ人もいます。

なので、以前から申し上げている通り、日本での殺人事件や交通事故死には一切興味を持たないようにしています。興味を持って私が対策することはないし、どうせ興味を持つなら専門家による報告書や統計を見たほうが有意義だと考えています。

日本での殺人事件や交通事故死は年々急激に減少していき、年間300人程度しか殺されていませんし、交通事故死も3000人程度です。世界でも類を見ない少なさで、あの独裁統制国家である人口500万人程度のシンガポールと人口10万人あたりで争うレベル。自由に車が持てないシンガポールと同程度。

これだけ低い水準でも問題視する人がいるのは別におかしなことではないですが、繰り返しですが、私は問題視する必要がない派で、対策へのこれ以上のリソースをかけることには反対派です。同時に、世の中、多様性はあってしかるべしだと思っていますので、私みたいな人間もいれば、そうは思わない人間がいるというのもまったく問題なく許容しています。

ひるがえって。

仮に国民の1%が富裕層や貧困層など関係なく平等に死ぬが、1%死ぬのを回避するための対策をすると日本のGDP(約600兆円)が一定程度恒久的に減るみたいな事態があったらどうかという、突拍子もない、ありえないシミュレーションをしてみたくなったので、これからします。

普通はなにかの対策のためにお金が出ていくことはあってもGDPが減るなんてことには繋がらないので、かなり特殊なシミュレーションですよね。あと、所得に関係なく人が死ぬというのもかなり特殊。

1%が死ぬとすれば100万人ですから、殺人や交通事故と比べると圧倒的な人数であり、対策をするべきというのは私も否定しません。ただ、対策のための費用が適切かというのは例のごとく考えたい派なのは変わりません。

仮に対策として日本のGDPが50%減るみたいなことであれば私はその対策には反対です。1%のためにGDPが半分になれば、恐らく経済的に困窮して死亡する人が1%どころではない数字になるでしょう。富裕層や貧困層など関係なく平等に死ぬことを避けるために、貧困層を中心として経済的に困窮する人が莫大に生じるというのはおかしい。

財政的に一時的にカバーするのは考えられますが、GDP半減の補償となると一人あたり100万円ぐらいは欲しいから、100兆円の新規国債発行ですか。うーん、それなら、考えられない数字ではないかもしれない。今の日本の債務残高は900兆円で、税収は年60兆円。

では、どれくらいのGDPの減少ならいいかといえば、理想的にはその死亡する人と同程度のGDP1%減ぐらいでしょうか。6兆円ぐらい? 恒久的に減るとすればどっこいどっこいの数字と言えそう。

ただ、死亡しないまでもなく苦しむ人もその10倍ぐらいいるとすればGDP10%減ぐらいはバッファは取っておいたほうがいいところ。そうすると60兆円ぐらいですかね。

GDP10%ぐらいの減少であれば日々の生活への影響は大きいけれど、GDP50%と比べれば圧倒的に軽微。ただのシミュレーションだけど何となく耐えられそうな気がする。一切の経済活動を1ヶ月間しないぐらいなら何とかなる気がする。

あとは恒久的か一時的かというのも重要。前提としては恒久的としているけれど、一年で済むのであれば補償の金額との対比でGDP50%減でも社会は耐えられそうな気がする。

とりあえず、こんな感じ。かなりざっくり。

あくまでシミュレーションですけどね。ただ、私はこういうことを考えるのは嫌いじゃありません。自分やパートナーや子どもが死んだときのことや実・義両親が死んだ時の話も時々します。

参考

ある医師がエンジニアに寄せた“コロナにまつわる現場の本音” (1/10) - EE Times Japan

自分が死ぬ前提だからこそ、経済停止には反対だ - id:deztec

「トピ主」はトピシュと読むものです。繰り返しますが、トピシュと読みます。

Googleもトピ主をトピシュと読むことが正しいことをついに認めました。これがその証拠です!

 

トピ主 トピシュ

 

Googleで検索ワード「トピ主」で検索するとPCでもスマホでも一番目に表示されるのが、このブログになります。このブログの著者である私の名前は、とぴしゅえつこと読むわけで、これは、もう、Googleが「トピ主」をトピシュと読むことを公認したと言っても過言ではないでしょう。

 

5年前の東日本大震災の前日ではトピシュ派はまだまだ少数でした。

トピヌシじゃなくてトピシュですよね : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

今年の5月でもまだまだトピヌシ派が優勢でした。

それがとうとうGoogleにも呼び名を認めてもらえるようになるなんて……!

 

今年は気持ちよく年を越せそうです。

私が専業プロブロガーにならない理由

盛り上がっているみたいなので書いてみます。

理由は単純で本業のほうが楽に楽しく稼げるからです。生産性も高い。本業を投げ打ってまでブログやライティングだけで生きていこうとは思いません。そこにはプロがたくさんいる。

ここら辺はfujiponさんやHagexさんと近い部分はあると思います。2人ともしっかりした本業がある。

僕はダメ医者で、この業界では低収入ですが、おそらく、日本の「専業作家」で僕より小説で稼げている人は、1000人もいないはずです。ごめん、ちょっと遠慮しました。おそらく、もっと少ないでしょう。

もし私が会社を辞めて、24時間ブログ運営に集中したら、現状より24倍に面白くなるかというと、そんなことはない。ブログからの収入が24倍になるかというと、その可能性はもっと低い。

 

ブログで稼ごうというのが流行っているとしたら、

  1. 日本での会社員の所得が減少
  2. 1を受けたブログで稼ぐことを情報商材として売る人の増加

が背景にあるんじゃないかと思います。ある意味、藁をもすがるというところがあるので、ブログでの稼ぎが思ったよりも少ないと言っても簡単には諦めきれない。2をやる人もたくさんいますしね。隣の芝生は(作り物でも)青く見える。

 

趣味の範囲だったり、副業だったり、本業がつまらなくてリスキーだったり、素晴らしいマーケティングセンスがあるなら、ブログも一つの手段だと思います。ただ、誰にでもできる楽なお金儲けの手段として、他人からノウハウを教えてもらおうとする人はお気をつけください。小銭ぐらいなら勉強代でいいと思いますけど、騙される人はまた騙されるんですよね。 

※Q.22「人生のどこかで一発逆転したいという思いがあります。何か儲かるネタはないでしょうか?」→A22.「ありません」

 

私なら無料でアドバイスします。 

お代は家庭内トラブルのエピソードを頂ければ結構です。

ネットバトルでの楽な戦い方

この記事を読んで、

「うわー、ネットバトルって大変。私にはできない」と思いました。ただ、もしも、もしも、ネットバトルをするとしたら、こんなことを意識しておくと楽に戦えるんじゃないかということが思い浮かんだので書いてみます。

ネットバトル上級者はそっ閉じしてください。

続きを読む

一橋大卒元編集者のニャートさんの記事に思う、「私があなたを見ていること」の伝わらなさ

一橋大卒元編集者のニャートさん(id:nyaaat)さんから先日の記事(「安倍首相はお金もあるし、子どももいないから未来の景気なんてどうでもいい」)についてブログ上で言及いただいたので、返信します。どうやらご本人はブログでやり取りされたいようなので。別にメールでもいいと思うんですけどね。

「日本死ね」の『死ね』への批判と斗比主さんの記事に思う、切実さの伝わらなさ - 一橋を出てニートになりました

極私的なやり取りになりますので、興味のない方はそっ閉じしてください。

続きを読む